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全日本ラリー選手権
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全日本ラリー選手権
日程・レポート・結果表 カテゴリー&タイヤ クラス区分
主なチーム&ドライバー
カテゴリー解説
本場ヨーロッパはもとより、自動車の普及が著しいアジア諸国などでも活性化を見せるモータースポーツがラリー。
日本では2003年にスペシャルステージ(SS)で速さを競い合う方式が導入され、国際標準化が図られた。国内のラリーにおける頂点に位置する全日本ラリー選手権は2006年に完全SSラリー化される。
そして同年、それまで4輪駆動車部門と2輪駆動車部門が別個に開催されていたシリーズを統合、国内唯一の最高峰ラリー競技会として新たなスタートを切ったのである。

この間、日本では国際格式ラリー競技会が初めて開催されたり、2004年には遂に世界の頂点に位置するWRC(FIA世界ラリー選手権)の開催も実現、一気にラリー熱が高まり新たなファンの開拓も進んだ。

さらに全日本ラリーの進化は留まらず、2008年にはJN1.5クラスを新設。市場で人気のコンパクトカーを対象とし、より安価なコストで車両製作や参戦が実現できることから、参加促進と車両の世代交代を進める効果を生んだ。
同時に総合ランキング制度も導入され、各クラス毎のランキングに加えて、総合成績に応じたポイント付与によるランキングも競われることになり、ここに名実共にただ一人の全日本ラリー選手権チャンピオン(ドライバーおよびナビゲーター)が生まれることとなった。

このように発展を続ける全日本ラリーであるが、2010年はまた新たな一歩を踏み出すことになる。
まずクラス区分が改訂され、2009年までの5クラスから、4クラスへと集約される。これによって参戦車両の世代交代や、よりバラエティ溢れる顔ぶれが揃うことが期待されている。

もう一点、大きな変革となるのが得点係数制度の導入。
全日本ラリーは使われる路面が大きくわけてグラベル(非舗装路)とターマック(舗装路)の二種類存在する。SSの路面がこれらのいずれか、もしくは両方を使う"ミックス"という3通りの競技形態をとれるのだが、路面による競技形態に加えてSSの総距離も勘案した係数が設定された。

具体的には、より過酷なグラベルラリーやSSの距離が長い大会では、同じ優勝でもより大きな得点を得ることが出来る。
これによって"ラリーの本流"とも言えるグラベルラリーへの参加が促進され、これまで以上に盛り上がりを見せることが期待されている。
 
2010年・全日本ラリー選手権 得点係数
SS総距離 ターマック グラベル ミックス
50km未満 0.8 0.8 0.8
50km〜100km未満 1.0 1.5 1.2
100km〜150km未満 1.2 2.0 1.5
150km以上 1.5 2.5 2.0


 
  【ADVAN TIRE INFORMATION】
 
日本国内のみならず、世界のラリーシーンで活躍を見せているADVAN。
2006年のP-WRC(FIAプロダクションカー世界ラリー選手権)においてモンテカルロ、日本、キプロスと3勝を飾ったことなどは記憶に新しいところだ。

国内ではRed in BlackのADVANカラーをまとうラリーマシンが強さを見せ続けてきた。
伝統あるADVAN RALLY Teamは常にチャンピオン争いの主役であり続け、2009年の全日本ラリー選手権ではグラベルラリー3戦を完全制覇するとともに、ターマックラリーでも優勝を飾って堂々の総合チャンピオンを獲得した。

全日本ラリー選手権を戦うタイヤは、グラベルラリーでその中心となるのがADVAN A035。幅広い路面コンディションに対応し、安定した強さを見せる定番とも言えるタイヤである。
さらに超硬質路面用にはADVAN A036をラインナップ、全国各地で開催されるステージにおいて多くのドライバーが信頼を寄せている。

またターマックラリーではジムカーナなどで定評あるADVAN A050シリーズが威力を発揮。一部のサイズについてはADVAN A050Aが採用され、2009年の最終戦・吉野ヶ里ではライバルを寄せつけない圧倒的な速さを見せて優勝を奪い、シリーズチャンピオンを確定させた。

タイヤに加えて忘れられないのがADVANブランドを冠したアルミホイール。
ADVAN Racing RC3はハイスピード化が進む全日本ラリー選手権において、過酷なグラベルステージでも激しい路面からの入力をしっかり受け止める高い剛性が武器となっている。
クラス&マシン紹介
2009年までの5クラスから、4クラスへと集約される全日本ラリー選手権。

搭載されるエンジン排気量(JN-2はさらに駆動方式も含む)に応じて、それぞれのクラスへと分類されている。なお、ターボチャージャーなどの過給器を装着するエンジンについては、エンジンの気筒容積に対して1.7を乗じた値がクラス区分の基準排気量とされる。

※各車の写真は2009年シリーズの参加車両です。
 
JN4 Class
JN4クラス
エンジン排気量 : 3,000cc超
 
全日本ラリーの頂点に立つのがJN4クラス。
ランサーとインプレッサがしのぎを削りあうが、ランサーエボリューション]、中でも2009年のチャンピオンを獲得した「ADVAN-PIAAランサー」の存在感が際立っている。
2010年は"エボ]"がさらに増える見込みで、追われる立場になった奴田原選手組の戦いぶりに一層注目が集まることになる。
JN3 Class
エンジン排気量 : 1,500cc超〜3,000cc以下
 
排気量の範囲が広いJN3クラス。2009年までのJN3クラスとJN2クラスに属していたマシンが、統合されるようなイメージだ。
それだけに個性的な車種が数多く参戦する場となることから、それぞれの車両の特性を活かした戦いぶりが注目を集める。
比較的排気量の大きいノンターボ車と、小排気量のターボ車が拮抗した戦いを見せることになる可能性も高い。
JN2 Class
エンジン排気量 : 1,400cc超〜1,500cc以下
駆動方式 : 2輪駆動のみ

 
2007年に設立されたJN1.5クラスは、事実上JN2クラスに受け継がれる。コルト、ヴィッツ、デミオ、フィットといった街中でもお馴染みのコンパクトハッチバックが対峙するが、年次制限により基本的に初年度登録から10年以内の車のみ参加が許される。
2009年は大井こずゑ選手が女性初の全日本王座に輝いた。
JN1 Class
Sorry No Image...
エンジン排気量 : 1,400cc以下
 
全日本ラリー選手権で最小排気量クラスとなるのがJN1。排気量規定だけを見ると従来と変わらないが、2010年は新たに年次制限が追加された。これによってJN2クラス(2009年までのJN1.5クラス)と同様に、基本的に初年度登録から10年以内の車のみ参戦可能となる。
この規則改訂により参戦車両の顔ぶれは大幅に一新されると見込まれるが、将来的なラリー振興に向けての活性化が期待される。
ドライバー&チーム紹介
伝統のRed in Black、ADVANカラーをまとうマシンは国内外のラリーシーンで強さの象徴とされる。

2008年から投入された最新の三菱ランサーエボリューション]は熟成進化を重ね、強さに磨きがかけられた。その結果が年間4勝を飾ってのシリーズチャンピオン獲得である。

2009年シリーズは奴田原文雄選手と佐藤忠宜選手が新たにコンビを組んだ。その一年目で王座を獲得した両選手、2010年はもちろんシリーズ連覇に向けて、ますますの好走が期待される。
   
ADVAN-PIAA LANCER  DRIVER
奴田原文雄 選手
奴田原 文雄 選手 =FUMIO Nutahara=
 
1963年・高知県出身。現在は北海道在住。
学生時代に友人から中古のラリー車を購入したのがキッカケで、'86年にラリーデビュー、'90年から全日本ラリー選手権への参戦を開始。
'94年にADVANラリーチームの一員となり、'99年にはサラリーマンを辞めてプロ・ラリードライバーとなる。
同年、全日本選手権のCクラスで初のチャンピオン獲得。以降、2006年までに7回のチャンピオンに輝き、'02年〜'06年は5連覇を達成。2009年はチャンピオンを3年ぶりに奪還し、自身8回目の栄冠を手中におさめた。
 
LINK >> 奴田原文雄選手オフィシャルサイト
ADVAN-PIAA LANCER  Co-DRIVER
佐藤忠宜 選手
佐藤 忠宜 選手 =TADAYOSHI Sato=
 
1959年・福島県出身。
1981年に鳥海ブルーラインラリーでデビュー、1989年および1991年から1993年にかけてBC地区のCクラスでナビゲーター部門のシリーズチャンピオンを獲得。
1995年にはWRCにも参戦するなど、その活躍の場は日本国内に留まらない。
2004年からは田口幸宏選手とコンビを組み、2004年の全日本ラリー選手権でナビゲーター部門のシリーズチャンピオンに輝く。
2009年、小田切順之選手からADVANカラーのマシンのナビシートを受け継ぎ全日本選手権に奴田原文雄選手と参戦、自身2回目の全日本選手権ナビゲーター部門チャンピオンを獲得した。
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