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SUPER GT
JGC Round 2
開催日程
2010年4月25日(日)
開催場所
名阪スポーツランド・Cコース
(奈良県)
天候/路面
晴れ/ドライ
気 温
6度 〜 16度
路面温度
10度 〜 30度
参加台数
169台
(ADVAN装着 : 42台)
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全日本ジムカーナ選手権第2戦は奈良県の名阪スポーツランドが舞台となる。近畿のジムカーナのメッカである当地は標高が500mを越える場所にあり、天候の変化が激しいサーキットとしても知られる。
今年はそれに異常気象が輪をかけて天候の予想がつかない状況であり、土曜日の公開練習日はにわか雨や気温の変化に悩まされたが、決勝日は朝から天候に恵まれ、終日快晴のもとでの競技となった。
気温はこの時期にしてはやや低めではあったものの、陽射しによって路面温度は30度前後まで上昇。そのまま中温域で推移したためタイヤラバーの路面への付着は抑えられ、2本目も大きなコンディションの変化なく走ることができた。

コースは前半にターンを含むテクニカル、後半は高速コーナーや高速S字が続く設定で、名阪スポーツランドならではの縁石を使ったダイナミックな走りを見せる選手も少なくなかった。
前半のテクニカルをミスなくこなし、後半のコーナリングでは車速を落とさずいかにロスなくクルマを進めるかがカギとなり、この2つの要素をともに高いレベルでクリアした選手が上位の成績を収めることになる。

参加台数は170台(出走は169台)と近年では多いレベルだったが、テンポのいい展開で競技も滞りなく進行。路面状況の変化も少なかったため2本目でタイムアップを図ることも可能となり、エキサイティングな逆転劇が繰り広げられたクラスもあった。
そんな中でADVANユーザーは駆動方式や路面との相性によりADVAN A050のG/SもしくはG/2Sコンパウンドをチョイスするが、今回はともに高いポテンシャルを発揮する。

N3クラスでは若杉将司選手(ロータス・エキシージS)が昨年に続いてここ名阪を制すると同時に、2位に柴田優作選手(エキシージPP)、3位に小林辰朗選手(RX-7)とADVANユーザーが表彰台を独占。さらに5位にも飯塚信男選手(エキシージS)が入り、圧倒的な強さを見せる。

次いでN4クラスでは若手の喜勢竜一選手(ランサー・エボリューション)が1本目は脱輪判定で最下位だったのを、2本目は見事な走りで大逆転。強豪の茅野成樹選手や菱井将文選手を下し、超激戦のN4クラスを制するとともに、自身初の全日本戦優勝を果たす。

より改造範囲の広いSA車両クラスでも、まずSA2クラスではディフェンディング・チャンピオンの森嶋昭時選手(RX-7)が今年初の勝利をあげ、さらに今シーズンからADVANを履く新井大輔選手(NSX)が3位表彰台をゲット。

そして4WDによるSA3クラスでは天満清選手(ランサー・エボリューション)が2位を1秒以上引き離すミラクルタイムで優勝。
駆動方式別に見ていくと、後輪駆動車のN3クラスとSA2クラスはその特性を生かせるG/2Sコンパウンドのチョイスで上位タイムを刻み、一方で絶大なパワーを路面に伝える必要のある4WDによるN4クラス、SA3クラスではG/Sコンパウンドがパフォーマンスを発揮する。

ナンバーなし改造車のSCクラスはディフェンディング・チャンピオンの谷森雅彦選手(ランサー・エボリューションX)が新たな挑戦を始めており、昨年までのスリックタイヤに代えてADVAN A050にウォーマーをかけて出走。1本目、2本目ともにベストタイムを刻み、ADVAN A050・G/Sコンパウンドの持つ潜在能力の高さを証明する。

その他のクラスでもPN1クラスでは福田大輔選手(デミオ)が2位、N2クラスでは箕輪雄介選手(インテグラ)が2位、SA1クラスでは斉藤邦夫選手(シビック)が2位と好成績をマーク。
全11クラスのうちADVANユーザーが5クラスを制し、さらに3クラスで2位と強さを見せつける結果となった。
Driver's Voice
若杉将司 選手
 【今回の成績 : N3クラス 優勝】
1本目はちょっとミスがありましたが、2本目は自分の走りができれば勝てると感じていました。
他の選手のことは考えず、自分のドライビングに集中すれば問題ないはず、と信じて走りきった結果だと思います。
 
喜勢竜一 選手
 【今回の成績 : N4クラス 優勝】
ADVAN A050で戦い始めてまだ1年目ですが、自分にあったセッティングを早めに見つけることができ、思い切って攻めることができました。
1本目はフィーリングがつかめずミスしてタイムを残せませんでしたが、2本目はADVAN A050のG/Sコンパウンドのポテンシャルを使い切ることができ、念願の全日本戦優勝を果たすことができました。
 
森嶋昭時 選手
 【今回の成績 : SA2クラス 優勝】
開幕戦はドライバーもクルマもうまくかみ合わずに結果を残せませんでしたが、今回は調子を取り戻し、特に前半のテクニカル部分をうまくまとめられたのが好成績につながりました。
ここ名阪は今まであまり成績に恵まれず、実は優勝は今回が初めてなんですよ。昨年までに比べて手応えもあり、SA2らしいパワフルな走りで優勝できたのも嬉しいですね。

天満 清 選手
 【今回の成績 : SA3クラス 優勝】
今回は前後にADVAN A050のG/Sコンパウンドを履き、これがぴったりハマったと思います。
タイヤにサスペンションのセッティングを合わせていくのが難しいとも感じていたのですが、今回はそのあたりが決まって、ドライバーも力を十分に発揮できたと考えています。

谷森雅彦 選手
 【今回の成績 : SCクラス 優勝】
スリックで走る感覚がまだ抜けておらず、ADVAN A050での戦いは厳しいのですが、他のクラスの選手にもアドバイスをいただき、今回は勝つことができました。
セッティングはまだ完全とはいえませんが、ウォーマーでのタイヤ温度調整なども含めて、これからいろいろ試して速く走れるようにしていきたいと考えています。
FEATURED DRIVER
今シーズンからADVAN A050を履いてN4クラスに参戦する喜勢竜一選手。
1本目の最下位から、2本目は大逆転で優勝という快挙をなし遂げる。

『1本目は脱輪2本の判定の10秒加算で最下位でしたが、それを除けばタイムは3番手につけており、確実に走れば上位の成績は残せると考えていました。
ADVAN A050の特性にまだ慣れていない面もあり、1本目は攻めすぎでしたが、2本目はその修正もうまくでき、タイヤの限界性能を生かしながら走りきることができました。』
TURNING POINT
荒れていて攻撃性の高い路面や高い縁石が、クルマやタイヤに負荷を迫る名阪スポーツランドでは、その影響を最小限に抑える一方で思い切ったラインでテンポ良くクルマを進める必要がある。
ある程度は慣れが有利に作用する面もあるが、このコースの特性をいち早く理解して、厳しく見えるコースに負けない冷静さと大胆さを持つことが好タイムにつながる。
Technical Information
天候にも恵まれて路面温度の上昇が予想される中で、中高温用のG/Sコンパウンドのパフォーマンスを改めて確認できた。
一方で後輪駆動車では路面温度が上がる中でもG/2Sコンパウンドが高い性能を得られることも確認でき、気温上昇や陽射しが強まる状況でもADVAN A050が本来の強さを発揮できることが証明された。
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