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SUPER GT
JGC Round 1
開催日程
2010年3月28日(日)
開催場所
備北ハイランドサーキット
(岡山県)
天候/路面
雲のち雨/ドライ→ウェット
気 温
6度 〜 9度
路面温度
9度 〜 12度
参加台数
133台
(ADVAN装着 : 39台)
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2010年の全日本ジムカーナ選手権がいよいよ開幕。今シーズンも全国を転戦しながら全9戦でタイトル争いが繰り広げられる。

開幕戦は岡山県北部に位置する備北ハイランドサーキットが舞台となり、当地での開幕戦はこれで3年目。ダイナミックなハイスピードコースが特徴だが、今回はそのミニサーキット的レイアウトを生かしながらもスタート直後にタイトなスラロームが設けられ、さらにゴール直前には難易度の高いターンセクションが置かれて選手を悩ませる。
ゴール直前まで調子良く走ってきてもこのターンセクションを上手くこなせずにタイムを失う選手や、逆に前半〜中盤セクションでタイムが伸びずにきたが最後にターンセクションで稼いで他を上回るタイムを出す選手もおり、悲喜こもごものドラマが繰り広げられた。

決勝当日は3月末とはいえ気温が上がらず、最高気温は10度以下。陽射しも弱く路面温度は上がらず、さらに午後の2本目はPN3クラス出走時から雨となり、低温ウェットのコンディションとなってしまう。
これではドライコンディションの1本目タイムを上回るのは難しく、2本ともドライで走行できたPN1クラスを除き、他のクラスはすべて1本目のタイムで順位が決まる結果となった。

決して良好とはいえない走行条件だったが、そんな中でADVAN A050のG/2Sコンパウンドがポテンシャルを発揮。

昨シーズンの途中から設けられたPN車両クラスのうち、この開幕戦では1500cc以下のFF車によるPN1クラスが初めて成立し、その記念すべき初優勝をA050を履く福田大輔選手が獲得。
4WD車によるPN3クラスでも奈良橋成美選手が3位表彰台に上がるなど好成績を残した。
N車両クラスよりさらに改造が制限されるPN車両クラスだが、よりノーマル車に近い車両でも好タイムを残したことで、A050の基本性能の高さと、さまざまな条件下での扱いやすさが実証されたと見ていいだろう。

もちろん他のクラスでもADVAN A050はそのアドバンテージをいかんなく発揮し、N3クラスでは昨年のチャンピオン柴田優作選手が他を圧倒して優勝。

さらに今シーズンからランサー・エボリューション]を走らせる昨年のN4クラスチャンピオン・岡野博史選手も見事にデビューウインを飾り、新たなマシンにも素早く適応できるADVAN A050Aの強みを見せつける。

より改造範囲の広いSA3クラスでも、昨年のチャンピオン天満清選手がニューマシンを持ち込んできたライバルたちの追随を許さない勢いで優勝。最激戦クラスともいえるN3、N4、SA3の3クラスを制してADVAN A050の強さを印象づけた。

Dクラスは5年連続チャンピオンの小林キュウテン選手は不参加だったものの、代わってADVANスリックを履く斉藤孝行選手が優勝。Dクラスにおけるアドバンテージを守る。

その結果、全11クラスのうち5クラスをADVAN勢が制覇。
今シーズンはライバルメーカーも新たなスペックのタイヤを投入するなど厳しい戦いとなっているが、ADVANは好成績を残した昨シーズンの勢いを持続するとともに、新たなクラスや新たなマシンにも適応するポテンシャルを見せつける結果となった。
Driver's Voice
柴田優作 選手
 【今回の成績 : N3クラス 優勝】
予想以上に路面温度が低く、その戸惑いもあってミスも少なくなかったのですが、自分なりに攻めてベストタイムを刻めました。
今回のコースは規制パイロン等も多く手強かったものの、それだけに攻め甲斐もあり、難しいコースを克服してやろうという気になり、それが結果に結びついたのだと思います。
 
岡野博史 選手
 【今回の成績 : N4クラス 優勝】
ランサー・エボリューション]での初の全日本戦であり、まだクルマが煮詰まっていない部分もあるだけにかなり慎重に走りました。天候悪化は予測できましたし、最初から1本目勝負と考えてミスしないように心がけ、それが結果につながったようです。
ADVAN A050AのG/2Sコンパウンドは昨年と変わらず信頼感が高く、クルマは変わってもタイヤに関しては全く心配なく走ることができたのも大きいですね。
 
天満 清 選手
 【今回の成績 : SA3クラス 優勝】
ライバルたちがランサー・エボリューション]を投入してくる中で、いきなり新型車に負けるわけにもいかず頑張りました(笑)。とはいえ予想以上にタイムを詰められており、うかうかしてはいられないですね。
ADVANを履いて今年で3年目となりますが、タイヤ自体の手応えも良くなり、もうちょっとこのエボIXで走って、ポテンシャルの高さを見極めていきたいと考えています。

斉藤孝行 選手
 【今回の成績 : Dクラス 優勝】
2本目は路面が乾くことも考えてあえてスリックでトライし、もちろんタイムはドライの1本目にはおよびませんでしたが十分手応えはありました。
チャンピオン不在でADVANの牙城を守らなければならず、最終ゼッケンの重荷と、1本目にタイムを残さなければという思いでいつになく緊張しましたが、それだけに戦い甲斐もあり、いい結果を残せたのは嬉しいですね。
FEATURED DRIVER
昨年までシビックでSA1クラスに参戦し、今年からPN1クラスへと移行した福田大輔選手。
マツダ・デミオというニューマシンのポテンシャルを念入りに研究し、今回の初戦でライバルに1秒以上の差をつけ、圧倒的な速さで初優勝を果たした。

『PN1クラスは2本ともドライで走ることができ、2本目はコースに慣れたこともあり、突っ込み過ぎないようにブレーキングを調整するなど工夫してタイムアップを図ることができました。
記念すべきPN1初戦で勝つことを当面の目標として頑張ってクルマを作ってきましたし、それを達成できたのは嬉しいですね。』
TURNING POINT
2本目に比べてコースに関する情報が少ない1本目は探りながら走る部分もあり、なかなか100 %の力で攻め切れないことが多い。
だが、今回のように予報等で天候悪化が予測される場合はその1本目で確実に結果を残しておく必要があり、プレッシャーも大きくなる。そんな条件下で精神面も含め的確に自分の力を発揮できる選手が、今回は上位の成績を残すことができたと思われる。
Technical Information
天候や気温、路面の汚れなどにより、ここの路面が持つ本来のミューの高さが失われており、そうした不確定要素の多い中でA050・G/2Sコンパウンドの安定感、スタート直後の安心感が大きな武器となった。
毎年、久びさの実戦となる開幕戦が一番怖いが、こうした悪条件下で得たデータの積み重ねが、今後さらなる進化を遂げるための糧となり、ポテンシャルアップにつながっていくと考えている。
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