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Super Taikyu Round 2
開催日程
2009年5月10日(日)
開催場所
スポーツランドSUGO(宮城県)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
レース距離
400km (3.704km×108Laps)
参加台数
26台
(ADVAN装着車 26台)
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2009年のスーパー耐久シリーズ、第2戦の舞台は宮城県のスポーツランドSUGO。
近年はシリーズの後半、秋の開催が多かったSUGOだが、今年はカレンダーが入れ替わって新緑も鮮やかなこの季節の開催となった。

この大会も開幕戦と同様に日曜日に予選と決勝を行う「1DAYレース」。
午前中の公式予選では性能調整で苦しい展開となったBMW勢を尻目にフェアレディZが躍進。「Y.K.M. ADVAN Z」が初のポールポジションを獲得、これに「asset.テクノファーストZ」が続いてフェアレディZがフロントローを独占した。

またST-2クラスでも「TSRPランサーEVO ]」がクラスポールポジション、「ENDLESS ADVAN CS・]」が2番手を獲得して、最新のランサーエボリューション]勢がワン・ツー。
対してST-3クラスはコーナーリングコースというキャラクターのSUGOを得意とするマツダRX-7が未だに衰えない速さを披露、「協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7」がクラスポールを獲得、これに「KYOSHOメーカーズ岡部自動車RX-7」が続いて岡部自動車勢によるワン・ツーとなった。
参戦台数が4台と寂しさを否めないST-4クラスについては、FD2型シビックの「BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC」がクラスポール、2番手はDC5型インテグラの「チューブ マジョーラ GNS」で、こちらは新旧ホンダ・TYPE Rの戦いという構図が鮮明になった。

ピットウォークやサポートレースの決勝をはさんで午後1時35分に400kmの決勝レースがスタート。薄曇りながら気温はこの時期としては高めのコンディションの下で熱戦の火蓋が切って落とされた。

スタートと同時に2台のフェアレディZが激しいテール・トゥ・ノーズ状態に。横溝直輝選手と佐々木雅弘選手が繰り広げる熾烈なトップ争いが両者の1スティント目を通じて繰り広げられ、観客を大いに魅了した。
一方のBMW勢は今回は2台ともに苦しい戦いを強いられた。柳田真孝選手組の1号車はレースが4分の1を過ぎる手前で駆動系トラブル、片岡龍也選手組の28号車も前半のうちにやはり駆動系のトラブルでピットでの修復作業にあたることに。

勝負権を失ったBMW勢に対して、2台のフェアレディZは1回目のピットストップを終えた後も激しいトップ争いを続ける。両者1回目のピットインを終えて先行していたのは「asset.テクノファーストZ」の前嶋秀司選手、これを着実に追い詰めていった「Y.K.M. ADVAN Z」の佐藤公哉選手。

そして折り返しを過ぎてレースも後半に入った67周目、コース上にトラブル車両が発生したためセーフティカーが導入された。
このタイミングで「Y.K.M. ADVAN Z」が2回目のピットイン、田中哲也選手にドライバーを交代して2番手でコースに復帰。「asset.テクノファーストZ」は隊列走行に加わってコース上に留まり、2回目のピットインはセーフティカーが解除された後のことであった。

ところが「asset.テクノファーストZ」は2回目のピットを終えてコースに復帰して間もなく、足回りのトラブルによって3回目のピットインを強いられる。
これが勝負の分かれ目となり、最後は田中選手が安定感のある走りでチェッカーまでマシンを導き「Y.K.M. ADVAN Z」が嬉しい初優勝を勝ち取った。

ST-2クラスは今回のレースで3回導入されたセーフティカーのタイミングが勝負に大きな影響を与えていた。
ポールでスタートした「TSRPランサーEVO ]」だが、猛追した「ENDLESS ADVAN CS・]」が5周目で逆転してマージンを徐々に稼いでいく。
さらに1回目のセーフティカーはタイミング的にENDLESSに有利となり、両者の差はおよそ1周にまで広がっていた。しかし2回目のセーフティカーが導入された直後にピットインを決断したのは「TSRPランサーEVO ]」、コースに復帰するとそれまでの差はほぼ帳消しに。
そして3回目のセーフティカーを終えた時点では「TSRPランサーEVO ]」が「ENDLESS ADVAN CS・]」のほぼ真後ろに迫り、最後の最後で「TSRPランサーEVO ]」が逆転に成功して今季からステアリングを握ることになった佐々木孝太/菊地靖組の初優勝となった。

なお2番手でフィニッシュした「ENDLESS ADVAN CS・]」だったが決勝後にペナルティが課せられてしまい、ポジションを3番手でフィニッシュした「眠眠打破ingsランサー」と入れ替える結果になってしまった。

ST-3クラスはSUGOと得意とするRX-7勢が好走。
レース終盤にはトップが「KYOSHO メーカーズ 岡部自動車RX-7」、2番手にはエンジントラブルを抱えながらも「協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7」、そしてその後ろに「T-MANOIL ディクセル 岡部自動車 Z」と続き、ST-3クラスに3台を参戦させる岡部自動車勢の表彰台独占が現実味を帯びてきていた。

ところがチェッカーまで残り僅かとなったタイミングでトップを走っていた「KYOSHO メーカーズ 岡部自動車RX-7」が緊急ピットイン。
なんとハブトラブルによって左リアのホイールが脱落、3輪車状態でなんとかピットまでは戻ったものの、無念のリタイアとなってしまった。

この後、最終的にはチームメイトをかわして「T-MANOIL ディクセル 岡部自動車 Z」がトップに立ち、開幕戦での表彰台獲得に続いて今回は遂に念願の初優勝を手中におさめた。
2番手には「asset. テクノファースト Z」が入り、トラブルに苦しみながらも無事にチェッカーを受けた「協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7」が3位表彰台という結果になった。

ST-4クラスは各チームの戦略がぶつかり合って見応えあるトップ争いとなったものの、終わってみればセーフティカーのタイミングも味方につけた「BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC」がポール・トゥ・ウィン。
2番手には市嶋樹選手と小幡栄選手というベテランドライバーコンビが駆る「SPOON S2000」が食い込んで2戦連続の表彰台、そして3位は「M'sインターナショナルコスモソニックFkingsDC5」という顔ぶれが表彰台を飾った。
Driver's Voice
佐々木孝太 選手
 【今回の成績 : ST-2クラス 優勝 (総合 3位)】
正直なところポテンシャル的にはエンドレスさんに負けていたようにも思うのですが、運にも助けられて優勝できました。
開幕戦はトラブルに苦しめられましたが、チームもしっかり原因を追求してくれて「しっかりしたレースをやろう」という意気込みで臨んだのがよかったのではないでしょうか。
天気がよくて気温が高くなりましたが、タイヤについては全く問題無かったですね。もともとタイヤに優しいクルマでもあるし、エボリューション]の電子制御もタイヤライフには効果的ですね。
次戦に向けては、手応えも掴めましたが同時に課題も見えてきたので、課題をしっかりクリアして最初から最後までの本当のガチンコレースで勝ちたいと思います。

太田侑弥 選手
 【今回の成績 : ST-3クラス 優勝 (総合 5位)】
今日のレースは伊橋選手に尽きるのではないでしょうか(笑)。
自分は最後のスティントを乗りましたが、交代の時にはタイヤ交換をせずに前のスティントから引っ張りました。それでも特にグリップレベルの低さやタレを感じる事はなく、安心してチェッカーを受けられました。
前回が表彰台で今回が優勝ですから嬉しかったですね。レースは、ちゃんと最後まで走りきれば、なんとかなる事もあるんだな、と(笑)。鈴鹿では二連勝できるように頑張ります。
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