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JRC 2009
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News Index
JRC Round 1
開催日程
DAY1 : 2009年4月11日(土)
DAY2 : 2008年4月12日(日)
開催場所
佐賀県・唐津市近郊
天候/路面
DAY1 : 晴れ/ドライ
LEG2 : 晴れ/ドライ
路面 : ターマック(舗装路)
総走行距離
293.80km
SS総距離
59.42km
参加台数
45台 (ADVAN装着 6台)
>> Report (レポート)
>> Result (競技結果)
>> Detail (カテゴリー紹介)
全9戦で戦われる2009年の全日本ラリー選手権が、いよいよ開幕戦を迎えた。
その開幕戦の舞台となる佐賀県唐津市は、国の特別名勝に指定されている虹の松原や、1602年に築城された唐津城などで有名な人口約13万人の都市。
セレモニアルスタートが行われる唐津神社ではラリーの安全祈願が行われ、今年も全チームのドライバーとコ・ドライバーが参加し、1年の安全を祈願した。
昨年は、開幕戦からいち早く三菱ランサーエボリューションXを投入した奴田原文雄選手だが、今年はそのライバル達も続々とエボリューションXを投入しており、エボリューションX同士の戦いも注目だ。
JN3クラスでは、仲鉄雄選手がFD2型ホンダ・シビックにマシンスイッチ。
昨年は第3戦・京都で優勝を奪う実力の持ち主だけに、戦闘力の高いニューマシンを手に入れた今年の活躍に期待がかかる。
また、JN1.5クラスでは、昨年多くのファンに惜しまれつつも引退した大庭誠介選手の三菱コルトを譲り受けた塩谷敏史選手が、全日本ラリーデビューを果たした。
もちろんチーム監督は大庭誠介氏。若手育成のために現場で指揮を奮う。
ラリーは、セレモニアルスタートが行われた11日(土)の午後3時30分からスタート。
初日のDAY1は12.08kmのロングSS「SANNPOU」を2回アタックする設定だ。
夕暮れとともに気温が下がり始め、路面温度が下がってくることが予想される難しいコンディションの中、奴田原文雄選手は今春新登場となった245/40ZR18サイズのADVAN A050Aをチョイスし、ステージへと向かう。
このADVAN A050Aは、プロファイルを変更したことにより接地形状が見直され、コーナリング時のグリップやブレーキング時の安定感をより高めたA050の進化バージョンだ。
だが、この日のコンディション予想に反して春としては日中の気温が高く、夕方になっても路面温度が下がらなかったことも影響し、SS1は3番手タイム、SS2は4番手タイムと、なかなかタイヤのパフォーマンスを活かせない。
そこで、その日のサービスでは路面コンディションに合わせたアライメントや空気圧に再セットアップし、DAY2に備える。
そして迎えたDAY2最初のSS3、ここで奴田原文雄選手はベストタイムをマークし、サービスでの再セットアップの成果をいきなり発揮する。
その後は一進一退の攻防が続いたが、ギャラリーステージとなったSS7、8の「HIZEN」で連続ベストタイムをマーク。
3位には惜しくも僅か3秒届かなかったが、DAY1でのタイム差を大きく縮め、開幕戦は4位のポイントを獲得した。
【今回の成績 : 総合 4位 (JN4クラス 4位)】
A050A自体はDAY1でも最後までタイヤがタレることもなくフィーリングが良かったのですが、それがなかなかタイムに反映しませんでした。そのため、DAY2はタイヤはそのままでアライメントを見直して対策を図ったのですが、それがタイムに結びついたので、順位は4位ですけど次戦に繋がる良いデータを得ることが出来たと思います。
【今回の成績 : 総合 21位 (JN43ラス 7位)】
実はまだサスペンションが暫定仕様のままで、全く煮詰まっていない状態で開幕戦を迎えました。
特にリアの動きが悪かったのですが、それをなんとかタイヤでカバーしようと思い、本当は前後ともADVAN A050の235/45R17サイズのGSコンパウンドを履きたかったのですが、今回はリアの動きを良くするためにを同じサイズのG/2Sコンパウンドをチョイスしました。
結果的にはこの作戦がうまくいき、下りでもうまく姿勢が作れるようになりました。
今後のサスペンションセッティングの方向も見えてきましたね。
【今回の成績 : リタイア (JN1.5クラス)】
自分ではもっとタイムが出ると思ったのですが、いきなり全日本の洗礼を浴びたような気がします。
でも、DAY2前に大庭先生からクルマの走らせ方やタイヤの使い方を教わって、少しずつタイムが出せるようになってきました。
せっかく2位にまで上がれたのですが、自分のミスでリタイアしてしまって残念です。
原因は自分のペースノートの甘さ。インカットしてはいけないところだったのですが、レッキの時点で見逃してしまいました。
今年はとにかく一つずつ勉強して、少しでもトップに近付いて行きたいです。
これまでのデータの蓄積からA050Aの245/40ZR18サイズでスタートしたが、予想以上に高かった路面温度にクルマのセッティングが合わず、DAY1でタイムに結びつかなかったのが残念だ。
だが、再セットアップ後のDAY2では同じタイヤでタイムアップすることができ、さらに結果的にはトータルタイムで昨年のトップとのタイム差よりも縮まったことが収穫だ。