Your browser does not currently have the Flash Player version 8 that is required to view this site.
Please click here to download the latest Flash Player version.
HOME / MOTORSPORTS / JGC 2009 / Round 1 News Index
ひとつ前に戻る
All Japan Gymkhana Rd.1
開催日程
2009年3月15日(日)
開催場所
備北ハイランドサーキット
(岡山県)
天候/路面
晴れ/ドライ
気 温
1度 〜 17度
路面温度
10度 〜 28度
参加台数
140台 (ADVAN装着車 34台)
>> Report (レポート)  >> Result (競技結果)  >> Detail (カテゴリー紹介)
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
全日本選手権カテゴリーの先陣を切って、2009年の全日本ジムカーナ選手権が開幕を迎えた。
舞台は昨年の開幕戦と同様に岡山県の備北ハイランドサーキット。鳥取県と県境を接する岡山県北部の真庭市にあるサーキットに、全国各地から140台のトップドライバーが集結した。

真庭市は古代から湧き出ている「砂湯」という名称の天然露天風呂など見どころも多い土地。特にこれからの時期は市内各地で桜が見ごろを迎えるが、真庭市は南北で気温差が大きいことから4月からおよそ1ヶ月に渡って桜を楽しむことが出来る。
そんな真庭市の名物、猪ラーメンなどを提供する出店も会場内には設けられ、お昼時には多くのギャラリーや関係者が舌鼓を打っていた。

2009年の開幕戦、ADVAN勢の中では245/40ZR18サイズに投入されたADVAN A050Aの戦闘力に期待と注目が集まった。A050のプロファイルを変更して接地面積の向上を図ったことにより発進/旋回/制動のポテンシャルをアップした新商品は、スリックタイヤを用いるSCクラスを除く各クラスのランサー勢、さらにRX-7勢のフロントタイヤとしてデビュー戦に臨む。

土曜日の公開練習日は前夜からの雨が朝方まで残る生憎のコンディション。気温が低く、かつ風も強く、時折小雪も舞う寒さとなり午前中の1本目はウェット、午後の2本目は気温/路面温度とも低い中でのドライ路面となる。
しかし、この厳しいコンディション下でADVAN勢が好調な走りを披露。
A050A装着車両では、N4クラスの岡野博史選手(ランサー)が2番手タイムをマーク。SA3クラスは森田勝也選手(ランサー)がトップタイム、天満清選手(ランサー)が3番手につける。SA2クラスは藤本泰則選手(RX-7)が2番手タイムと決勝に向けて好位置につけた。

A050装着勢もN2クラスの朝山崇選手(インテグラ)が2番手タイムをマーク。N3クラスの柴田優作選手(エキシージ)と、SA2クラスの萩原宗宏選手(S2000)はそれぞれクラストップにつけて、決勝に向けてそれぞれの活躍に大いに期待が高まった。

明けて日曜日の決勝当日は前日とは打って変わって朝から気持ちよい青空が拡がった。
しかし気温は競技開始時で僅かに1度、路面温度も10度程度という低さ。午後の2本梅には路面温度は25度を超えたものの、3月中旬ということもあって低い温度条件下での戦いとなる。

コースは全長1,600m、中低速コーナーとターンセクションを組み合わせた設定。高速からのブレーキング勝負となるポイントも多く、ADVAN A050Aの実力を試すには絶好のステージが用意された。

ADVAN A050装着車両では、N1クラスで亀山伸一選手(ヴィッツ)が3位表彰台を獲得。さらに続く出走のSA1クラスは斉藤邦夫選手(シビック)が1本目でベストタイムを叩き出し、2本目は惜しくも逆転を喫したものの僅差の2位表彰台を獲得。
更にN2クラスでも箕輪雄介選手が1本目で昨年の王者を抑えてベストタイム、2本目で惜しくもミスによりタイムダウンとなってしまったため逆転を許す結果となったが2位表彰台という成績を開幕戦で残した。

そして注目のN3クラス。公開練習から好調さを見せる柴田優作選手は1本目で1分19秒074と堂々のトップタイム。そして2本目も1分18秒756とタイムを更新して昨年の王者・山野哲也選手の出走を待つ。
山野選手の2本目、フィニッシュとともに会場内にコールされたタイムは1分19秒104。クラスで唯一18秒台を叩き出した柴田選手の優勝が告げられた瞬間、会場内からは大きなどよめきが起こり大いに盛り上がる。昨年の第8戦からJAFカップを含めてADVAN勢がN3クラスでの連勝を重ねる結果となった。
さらに3位には小林辰朗選手(RX-7)が食い込んで強さを見せた。

一方で注目のADVAN A050Aを装着する選手たちも大活躍を見せた。

N4クラスの岡野博史選手は1本目でまさかのミスコースを喫するも、2本目でしっかりとリカバリーして2位表彰台を獲得。さらに惜しくも表彰台には一歩届かなかったものの、稲木亨選手(ランサー)も4位入賞を果たした。

ベテラン勢がしのぎを削りあうSA3クラスでは天満清選手が3位表彰台、森田勝也選手が5位入賞を飾って実力を大いにアピール。

そして後輪駆動スポーツカーによる激戦区・SA2クラスでは、A050Aが真骨頂を発揮。
昨年王者の森嶋昭時選手は1本目にまさかのマシントラブルで出走が叶わなかった。しかしADVANでともに戦うライバル達の協力もあって2本目には無事に姿をコース上に見せる。
この時点でクラストップは藤本泰則選手の1分20秒161、2番手には萩原宗宏選手つけてADVAN勢がワン・ツー体制を構築していた。
昨年の備北、ADVAN 050の全日本選手権デビューウィンを飾っている森嶋選手だが、期待を裏切らないアグレッシブな走りが観客を大いに沸かせる。
結果、1分19秒314とクラスで唯一20秒の壁を破りトップタイムを更新、ADVAN A050Aのデビューウィンも森嶋選手が飾ることとなり、ADVAN勢が表彰台を独占して高いタイヤパフォーマンスを遺憾なく見せつけた。

改造車クラスはSCクラスでランサーエボリューション]を投入した谷森雅彦選手が2位を獲得。地元でのエボリューション]デビューウィンを狙っていた谷森選手にとっては悔しい結果となったものの、大いにニューマシンの手応えを感じていたようだ。

Dクラスは小林キュウテン選手(スズキ隼)が開幕を制して幸先良いシーズンイン。これに岡村貴之選手、山口義彦選手、斉藤孝行選手が続き、ADVAN勢がトップ4を独占する圧勝で開幕戦は幕を閉じた。
Driver's Voice
箕輪雄介選手
 【今回の成績 : N2クラス 準優勝】
2本目はコースを見誤ってタイムアップできず残念でしたが、低温路面の1本目で好タイムを刻めたことで自信がつきました。
路面温度が上がった2本目もG/2Sでも最後までグリップの低下は感じられず、最終ターンも含めて思い切って攻めることができました。

柴田優作選手
 【今回の成績 : N3クラス 優勝】
今日はもうこれ以上ない、というところまで攻めました。
去年の悔しい思いをバネに、細かい部分のセッティングを詰めてシーズンに臨みましたが、その成果が出たと思います。
タイヤも低温の1本目からグリップに不安はなく、路面温度が上がった2本目も最後まで一定のグリップを保ってくれて、全く不安なく攻めることができました。

岡野博史選手
 【今回の成績 : N4クラス 準優勝】
ADVAN A050AのG/2Sコンパウンドはしっかり感が増して、とくにコーナーでのフロントの入りが良くなってタイムアップに直接効いてくる感じです。
路面温度が上がった2本目も手応えに変化はなくグリップは安定しており、ターンセクションでもフロントを軸に確実にサイドターンを決めることができ、全体を通じて自信を持って走りきることができました。

森嶋昭時選手
 【今回の成績 : SA3クラス 優勝】
1本目はマシン不調で出走できず2本目のみの1本勝負となってしまいましたが、このコースは苦手ではないですし、自分の走りがきっちりできれば勝てると考えていました。
ADVAN A050AはRX-7のフロント用としてもキャパシティは明らかに上がっており、ブレーキング性能は向上し、舵を切り込んだときのしっかり感も高いですね。これは1年を通じて強い武器になると思います。

小林キュウテン選手
 【今回の成績 : Dクラス 優勝】
タイムアップのために2本目はクルマのセッティングを若干変更したのですが、予想以上に動きが変わって苦しい2本目となってしまいました。
何とかタイムを縮めて勝てましたが、進化させたデータの分析も含めて、今年もチャレンジンングな年になると考えています。
TECNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
1本目の低温路面に対して2本目は想定以上に温度が上がった状況だったが、どちらの条件でもADVAN A050の安定したポテンシャルを示す結果となった。
新たに投入したADVAN A050Aの優位性も証明でき、路面温度だけでなく全体的に路面のミューが低い今回のコースでG/2Sが本領を発揮できた。
ひとつ前に戻る