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News Index
Corolla Axio GT Round 2
開催日程
2009年8月16日(日)
開催場所
富士スピードウェイ(静岡県)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
決勝周回数
12周
(コース : 4,563m)
参加台数
3台
>> Report (レポート)
>> Result (競技結果)
>> Detail (カテゴリー紹介)
今季から富士スピードウェイで開催されるチャンピオンレースの新たなカテゴリーとして発足した"カローラアクシオGTクラス"の第2戦が開催された。
緒戦は2台が参戦したが、今回は新たに自動車専門誌「J's Tipo」の編集スタッフが駆るマシンを加えて3台のエントリー。レースは緒戦と同様にMR2、NA1600、N1600の各クラスとの混走となる。
お盆休み最後の日曜日となった8月16日、富士スピードウェイは朝から快晴に恵まれて富士山もその姿をクッキリと現した。
午前中の公式予選では松井有紀夫選手が前戦で記録されたコースレコードを更新、2分03秒614でクラストップタイム。対して松井選手同様に緒戦から参加しているTakamori.com選手は2分04秒459と僅差で続き、スターティンググリッドも他クラスのマシンを挟まない前後関係となった。
初参戦の橋本洋平選手はセッティングに少々苦しんだこともあって2分07秒412と出遅れてしまった。しかし、予選終了後にセッティングを修正、決勝に向けての準備を整えた。
最高気温は30度を超える暑さとなった中、12周で競われる第2戦は14時すぎにスタート。
スタンディング方式のスタートでは松井選手が若干ミス、これを見逃さなかったTakamori.com選手が先行して1コーナーを制した。
攻守入れ替える形になった両者、今度は松井選手が猛追。一度は間に他クラスのマシンが入るポジションとなったが、2周目に入ったストレートで松井選手がこれをパス、Takamori.com選手の真後ろにつけて激しくプッシュ。
4周目に入って最初の1コーナー、Takamori.com選手と松井選手はサイド・バイ・サイドのツーワイドで進入。アウト側から仕掛ける松井選手を、ここはTakamori.com選手が抑えるが、この接近戦はさらに白熱していく。
7周目も1コーナーでは松井選手が仕掛けるが、再びTakamori.com選手がトップを死守。そのままの接近状態でセクター1を通過、そしてセクター2の終盤で遂に松井選手がTakamori.com選手を捕らえてポジションを入れ替える。
再び攻守交替、追う立場になったTakamori.com選手はヘッドライトを点灯して松井選手にプレッシャーをかけながら再逆転のチャンスを伺い続ける。
前の周で逆転を喫した場所で、今度はTakamori.com選手が松井選手に果敢に仕掛けるが、ここは松井選手が逆転を許さず。
12周の決勝レース、終盤・8周目に入って先行する松井選手、真後ろにピタリとつけているTakamori.com選手という構図は変わらないまま300Rを通過、その先で再び並び駆けるも前に出ることは叶わない。
8周を終えて両者は僅かに0.5秒差、再び勝負はセクター2の終盤からセクター3序盤の区間に舞台を移す。
第10コーナーの入り口でインをついたTakamori.com選手、松井選手とサイド・バイ・サイドに持ち込んでいく。松井選手が若干姿勢を乱しつつもトップを守るが、第13コーナーの先で両者が軽く接触。ここでポジションはまたまた入れ代わり、レースは残り2周。
もちろん前後を入れ替えた両者のバトルがおさまる気配は全くなく、ピットで見守るチームスタッフや観客は片時も目を離せない展開に。
10周目の300Rではアウトに少し膨らんだTakamori.com選手に対してイン側に飛び込んだ松井選手、そのまましばらくサイド・バイ・サイドが続いたが、松井選手が先行するにはあと一歩届かず。
遂にレースはファイナルラップ、チェッカードフラッグが用意された。
最終コーナーを立ち上がってくる姿に誰もが注目するなか、なんと両者はほぼ横並びの状態でホームストレートに向けて全開加速。
イン側に松井選手、アウト側にTakamori.com選手、フィニッシュラインを通過する瞬間の両者は完全な"ハナ差"。
結果、僅か0.102秒差で最後の最後に松井選手が逆転に成功、開幕二連勝を飾ることに成功した。Takamori.com選手は前戦と同じく2位となったが、その健闘ぶりは大いに光るものがある内容。
そして初参戦の橋本選手は決勝前に施したリ・セッティングも功を奏して安定したラップを重ねて3番手でフィニッシュした。
【今回の成績 : 優勝】
スタートはまた失敗してしまいました。まだレースのスタンディングスタートに慣れていないので、大きな課題です。
予選タイムはウチの方が速かったので、本来はもっと余裕の有るレースをしなければいけないのですが・・・。Takamori選手が思ったよりもハイペースで、自分がそのペースに巻き込まれてしまうような結果になってしまいました。この点は次のレースに向けての反省点だと思っています。
今回はすごい接近戦でしたが、D1の追走と比べるとD1は車に角度がついているので相手を目で確認しやすいんです。自分がイン側を走っていると視界の中に相手もチラチラと入ってきますし。
でもレースでは同じ接近戦でも相手をなかなか目で直接確認出来ないので、ここが難しい部分でもありますね。
次の第3戦では更に自分自身が"進化"して、三連勝を実現出来るように頑張ります。
【今回の成績 : 2位】
見ている方には喜んでいただけたレースだったのではないでしょうか。
スタートでは前に出させてもらって、そこからは激戦になりました。僕にとってはベストと言える走りをしていたので、追ってきた松井選手はすごかったですね。
中盤になってもなかなか引き離すことが出来なかったので、タイヤを温存して終盤勝負の作戦に切り換えました。
具体的には4周目くらいから7周目くらいにかけてですが、後ろからプレッシャーをかけていこうと。でも、50mくらい計算を間違えちゃいましたね(笑)。
今回のレースでは松井選手の背中もハッキリと見えました。次戦では"バシッ"と優勝を奪い取りたいと思います。
【今回の成績 : 3位】
初参戦でしたが、本当に手放しで今日は楽しかったですね。
この車そのものは乗り方については難しいとは思いませんが、N2規則準拠ということで"触れる"箇所がとても多い。それをきちんと理解して、ひとつずつ試して繰り返すということを積み重ねることで速くなるんでしょうね。予選ではセッティングに苦しまされたのですが、この点が良く分かりました。
決勝中は他のクラスのマシンと絡む格好でしたが、こちらがスリックタイヤであるのに対して、相手のクラスは溝つき競技用ライジアルタイヤを装着していました。このため、互いの速いポイントが全く違うんですよね。
ただ、別の視点で見れば、カローラアクシオGTはワイドトレッド化されていることでコーナーリングが速いことを現していたようにも思います。