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CIVIC INTER Round 3
開催日程
2009年5月17日(日)
開催場所
鈴鹿サーキット (三重県)
天 候
曇り
路 面
セミウェット
決勝周回数
12周
(コース : 5,807m)
参加台数
13台
(タイヤはADVANワンメイク)
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シビックインターシリーズ第3戦は、前回に引き続き鈴鹿サーキットが舞台。
第2戦では改修された東コースの新しい路面への対応が、勝負の鍵を握る要素のひとつとなったが、そのシビック使いたちは練習を重ねることで、ほぼマスターすることに。より激しいバトルが繰り広げられるのは確実だった。
なお、今回も西日本シリーズのダブルタイトルとしての開催となる。

公式練習が行われた金曜日は初 夏を思わせるようなコンディションで、日中は軽装でいないと辛いほどだったのに、土曜日になると天候は一転し、朝から雨に見舞われた。
最終スケジュールに組まれたシビックの予選だったものの、雨は一向にやもうとはせず、全車がウェット用タイヤを装着してタイムアタックすることとなった。

いつ雨が勢いを増してもおかしくない事からすべてのドライバーが20分の計測時間をフル活用。ピットで待機することなく、開始と同時、一斉にコースインしていく。
その中であえてしんがりでピットを離れたのが、前回のウィナーでもあるトモアキ選手。ライバルの状況を気にすることなく、絶えずクリアラップをとりつつ周回を重ねていった。
ディフェンディングチャンピオンの松井隆幸選手が好タイムをマークして、トップに立ったかと思うとトモアキ選手が逆転するという展開が、20分間ずっと続いたといっても過言ではない。

その結果、松井選手は2番手に甘んじたばかりか、2分34秒362をマークしてポールのトモアキ選手にほぼ1秒の差をつけられてしまう。
3番手は高島登選手で、4番手は現段階でのポイントリーダー、小林康一選手が獲得した。
「雨に助けられました。ドライでも悪くなかったんですが、前に比べるとずいぶん差を詰められていたんでね。こういうコンディションでは最後の方にタイムが出ますから、絶えずアタックし続けていたんですが、雨の量もちょうど少なくなってくれましたし、クリアラップも完璧にとれました。気合 > 入り過ぎて、最後はデグナーでコースアウトしてしまったほど、今回は気持ちが乗っていますよ」とトモアキ選手。

日曜日も引き続き高い降水確率が告げられていたのとは裏腹に、午前中の鈴鹿サーキットを覆っていた灰色の雲は雨を流さず。ただし、未明までは降っていた影響で路面の一部をまだ濡らしていた。
それでも全車がスリックタイヤを装着、厄介なのはストレートのイン側、つまり偶数順グリッドの方がまだ乾き切っていなかったことだ。そのため、2番手の松井選手が明らかにスタートで出遅れていた。
逆に影響を受けなかったポールシッターのトモアキ選手がクリアスタートを切り、1コーナーに真っ先に飛び込むことに。これに続いたのは高島選手で、松井選手とポジションを入れ替える。
こ れにポジションキープの小林選手が続き、4台が連なり合ってオープニングラップをクリア。同時に後続を早々と引き離していく。

中でも勢いに最も満ちていたのは、トップのトモアキ選手。2周目には1秒3の差を築き、そのまま逃げ切りそうなムードを漂わせていた。これに続いたのが松井選手で、4周目のS字で高島選手を抜いて2番手に返りざく。
4周目、トモアキ選手のリードがほぼ2秒に。しかし、これがピークでもあった。

「ペースが上がらない」と語ったとおり、その先は2分35秒台を保つのがやっと。
逆にそのトモアキ選手を追うのみとなった松井選手は、一気にペースを上げてくる。
7周目にはコンマ差となったことが少なからぬプレッシャーとなったのだろう、8周目の130Rでトモアキ選手がオーバーラン。す ぐに復帰なったものの、その脇をさらりと松井選手が駆け抜け、逆転を果たす。
次の周に松井選手はレコードタイムとなる2分24秒574を叩き出し、これをだめ押しの一打に。

苦しい状況ながらトモアキ選手は諦めず、残る力のすべてを振り絞って再逆転を狙ったが、松井選手のガードも鉄壁だった。
隙を見せることなく、そのまま逃げ切り果たして今季2勝目をマーク。トモアキ選手は西日本シリーズ優勝という結果に妥協せざるを得なかった。
3位は高島選手で、小林選手のチャージを辛くも凌ぐことに。5位は水越真一選手との激しいバトルの末に、後藤比東至選手がつかむこととなった。
Driver's Voice
松井隆幸 選手
 【今回の成績 : 優勝】
トモアキ選手を抜いたのは130R。飛び出してくれたんでね。
スタートはもう、どうしようもなかった。まったくノーミスというわけじゃなかったけど、あれだけ濡れていれば、仕方ない。
でも、前の2台はチームメイトだから激しくやり合うことはないと思っていたけど、(トモアキ選手が)引き離せないなら辛いんだと分かっていたので、いずれ抜くチャンスは来るだろうと信じて走っていました。
(開幕戦は繰り上がりの勝利だったため)やっと正真正銘の優勝です!」
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