このサーキットは、通常の常設サーキットに比べると、タイヤにとってのシビアリティは高くないのです。路面がフラットで、トレッド面が削られるようなことも少ないですし、コーナリングでも荷重が連続して懸かるようなことがないレイアウトです。
ただ、同じ市街地コースでも、速度域が高いことと縁石がないことで、ポーとは違っています。ヨーロッパラウンドでは3セットのニュータイヤを供給し、チームが用意したユーズド2セットも使えるのですが、今回のように遠征する大会ではニューを4セット供給しています。
海側の高速セクションではエンジンパワーがカギで、セアトが有利。一方の山側ではシュニッツァーがセッティングデータで一歩リードしてると思っていましたが、結果的にはシボレーが連勝。
でも、第2レースの最後で思わぬハプニングもありましたが、面白いレースをサポートできたと満足しています。