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HOME / MOTORSPORTS / WTCC 2008 / Round 11 and 12 News Index
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WTCC Round 11&12
開催日程
2008年7月12日(土)
〜13日(日)
開催場所
エストリル・サーキット
(ポルトガル)
天 候
第11戦 : 晴れ
第12戦 : 晴れ
路 面
第11戦 : ドライ
第12戦 : ドライ
決勝周回数
第11戦 : 12周
第12戦 : 12周
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WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)の長いシーズンも、いよいよ折り返しを迎えた。
第11戦&第12戦の舞台はポルトガルのエストリル・サーキット。昨年のポルトガル戦はポーの市街地コースで開催されたため、エストリル・サーキットはWTCCにとって初舞台となる。

このコースは海に近い立地条件ゆえに天候が不安定なことで知られているが、幸いに今回のWTCCは2レースともに晴天に恵まれ、ドライコンディションでのバトルが観客を魅了した。

土曜日の予選でトップタイムを叩き出したのはシボレーのニコラ・ラリーニ選手。2番手はシリーズランキング3位のリカルド・リデル選手、3番手にジョルディ・ジェネ選手とセアトのディーゼルターボ勢が続き、4番手はシボレーのロブ・ハフ選手とFF勢が第1レース(第11戦)の上位グリッドを占めた。
 
好天の下で第11戦のスタートが切られると、容赦なくポールスタートのラリーニ選手に襲いかかったのがセアト勢。ロケットスタートを見せたリデル選手が1コーナーを制すると、後方ではアウト側から仕掛けようとしたハフ選手がジェネ選手と接触して体制を崩してポジションを下げてしまった。

この隙に躍進したのはランキング2番手のイヴァン・ミューラー選手(セアト)、ラリーニ選手をかわして2位の座を手中におさめ、リデル選手とセアト・ディーゼルのワン・ツー体制を築き上げた。

しかしラリーニ選手も意地を見せて3周目にはバトルを制して再び2番手の座を奪還、リデル選手の背後につけるとプレッシャーをかけ続けてWTCCらしい接近戦が本格化していく。

12周のレース、折り返しの時点で既にトップの2台が後続を大きく引き離し、後方で激しくなったのがジェネ選手、アンディプリオール選手(BMW)、ハフ選手の3台による4番手争い。
3台がテール・トゥ・ノーズ状態で数周したが、10周目にジェネ選手を抜きあぐねていたプリオール選手が見せた一瞬の隙をついてハフ選手が5番手にアップ。さらに11周目にはハフ選手がジェネ選手も1コーナーでかわして4番手に浮上した。
 
トップ争いは結局、スタートダッシュに成功したセアトのリカルド・リデル選手がその牙城を崩されることなく12周を走りきってウィニングチェッカーを受けて、待望の今季初優勝を飾った。
 
第1レース(第11戦)のスタートから4時間のインターバルを経て行われた第2レース(第12戦)。
天候は変わらず晴れ、ドライコンディションの下で第1レースの上位8台をリバースグリッドとしてスタートの時を迎える。
 
このレースで速さを見せたのが地元・ポルトガル出身のティアゴ・モンテイロ選手(セアト)。
2番手スタートからトップに立つと、大勢の地元のファンが歓声をあげる中で優勝を飾り、こちらもメキシコ・プエブラで行われた第4戦以来となる今季2勝目を飾った。
 
このように優勝の顔ぶれがメキシコ戦と同じ結果となったポルトガル戦。今季序盤で旋風を巻き起こしたセアト・ディーゼルターボ勢の速さが再び光る一戦となった。
しかし次の舞台、イギリス・ブランズハッチで昨年はBMWのプリオール選手とシボレーのアラン・メニュ選手が優勝を飾っている。

まだまだシーズン後半も混戦模様が続くWTCC、チャンピオン争いの行方からは目を離せない状況が続くことになる。
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