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HOME / MOTORSPORTS / WTCC 2008 / Round 5 and 6 News Index
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WTCC Round 5&6
開催日程
2008年5月17日(土)
〜18日(日)
開催場所
ヴァレンシア(スペイン)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
決勝周回数
第1戦 : 13周
第2戦 : 13周
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開幕二戦を中南米で転戦したWTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)は、いよいよスペイン・ヴァレンシアからヨーロッパラウンドの突入する。
その緒戦はヴァレンシアを舞台に、5月18日(日)にシリーズの第5戦/第6戦として開催された。
 
今回のスペインでは、参戦車種についてふたつの大きな話題があった。
ひとつはホンダ・アコードユーロRの参戦。これまでもスポット参戦でWTCCに姿を見せていたアコードだが、今回は昨年までアルファロメオを走らせていたN.テクノロジーがジェームス・トンプソン選手のドライブでアコードを登場させた。
また、ロシアのラーダも参戦を開始、世界選手権の舞台に遂にロシアメーカーのクルマが登場した。ラーダについては過去にも参戦の計画はあったものの、その時は残念ながら実現に至らなかった。よって今回が初お目見えとなる。ただし技術規則的な問題から今大会では参戦は認められるものの、シリーズポイント対象外という扱いになった。
 
ところでWTCCと言えば環境への取り組みに熱心なレースとして知られているが、今回のスペインでは戦いを前に地元の動物公園でプレゼンテーションが催され、モータースポーツの環境負荷低減に向けた取り組みをアピールした。
既にレースで排出された二酸化炭素を吸収するだけの植林を行ってカーボンニュートラル化を推進するなどしているWTCCだが、モータースポーツの将来的な発展に向けてスペインの地でも強くアピールを行った。
 
さて、これまでの2大会ではセアトのディーゼルターボ勢が圧倒的な強さを見せて表彰台を独占してきているが、ヨーロッパラウンドを前にしてディーゼルターボへの規制が強化されることになった。
この影響でセアト勢の速さは陰りを見せることになるかとも思われたのだが、予選ではイヴァン・ミューラー選手がポールポジションを獲得、これにガブリエレ・タルクィーニ選手が続いて、セアト勢がフロントローを独占した。
 
日曜日の決勝は第5戦、第6戦ともに13周で競われる。

第1レース(第5戦)で躍進を見せたのは3番手からスタートしたシボレーのロブ・ハフ選手。
早々に2番手にポジションアップを果たすと、4周目で遂にY.ミューラー選手を捕らえてトップを奪う。その先は激しい追撃を受けることも無くトップのままで周回を重ね、最終的には5秒以上の差をつけて昨年のスウェーデン戦以来となる優勝を手中におさめた。

3時間ほどのインターバルをはさんで行われた第2レース(第6戦)。
第1レースの上位8台をリバースグリッドとして配するので、ポールポジションはシボレーのアラン・メニュ選手、2番手はBMWのアンディ・プリオール選手というフロントローとなる。
 
ここでもシボレーが速さを見せて、ポールスタートのA.メニュ選手を後続が脅かすまでは至らず。
サクセスウェイト搭載量が3kgのメニュ選手、対してプリオール選手は14kgとなり、その差も決して小さくないことが影響を与えた面もあるだろう。

そしてA.メニュ選手の好走に引けをとらない走りを見せたのが第1レースを制しているR.ハフ選手。8番手からグングンと順位を上げ、見事に優勝のA.メニュ選手に続いてチェッカードフラッグを受けることに成功、第2レース(第6戦)はシボレーがワン・ツー・フィニッシュを飾って幕を閉じた。

またYOKOHAMAインディペンデントトロフィーは、第1レースがステファノ・ディアステ選手、第2レースはセルジオ・ヘルナンデス選手という二人のBMWユーザーが手中におさめた。
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