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Super Taikyu Special Stage
開催日程
予選 : 2008年11月16日(日)
決勝 : 2008年11月16日(日)
開催場所
ツインリンクもてぎ
スーパースピードウェイ
(栃木県)
天候/路面
曇り/ハーフウェット
決勝時間
50Laps × 2ヒート
(1Lap = 2.492km)
参加台数
25台 (ADVAN装着 25台)
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2008年のスーパー耐久シリーズを締めくくる一戦として、シリーズ史上初めての舞台がツインリンクもてぎのオーバルコース「スーパースピードウェイ」に設けられた。
シリーズ最終戦の翌日、スペシャルステージとして行われたのは「もてぎスーパー耐久オーバルバトル」。2.4kmを誇る国内唯一のオーバルレーシングコースを100周で競う戦いは、50周ずつの2ヒートに分割して実施された。
またコースのターン上にはシケインが設置されているが、これは今年に入って2回行われたテスト走行でドライバーから出された意見などを踏まえてレイアウトされている。
 
シリーズ最終戦が行われた土曜日は好天に恵まれたが、同日夜から雨が降り始めた。日が明けた日曜日も朝から雨模様、オーバルコースはウェット状態となってしまう。
朝のフリー走行からウェット路面、予選はコンディションの好転を待っておよそ1時間遅れでのスタートとなる。

ウェットコンディション用のシケインを追加してシリーズ戦同様にA/Bドライバーのベストタイム合算方式で公式予選が行われたが、オーバルという新たな舞台でも速さを見せたのがBMW Z4M勢、谷口信輝選手組の28号車がポールポジション、F.ハイルマン選手組の50号車が2番手のタイムとなった。

幸いに雨は勢いを弱め、第1ヒートがスタート。路面はハーフウェット状態、各車レインタイヤを装着してのスタートとなる。
セーフティカー先導が解除されてレース開始、フロントローを独占した2台のBMWが好スタート。28号車の谷口選手がリードして周回を重ねるが、F.ハイルマン選手もピタリと後ろにつける。パッシングポイントはシケインを抜けたストレートとなるが、ハイルマン選手が折り返しを待たずして前に出ることに成功、そのまま各車1回目のピットイン。
50号車は28号車よりもピットインを遅らせて32周目にドライバー交代とタイヤ交換を行い、スリックを装着して戦線に復帰、トップを守ったままで第1ヒートのチェッカー。

インターバルをはさんでスタートする第2ヒート、50号車はトップを終始守りきって史上初めてのスーパー耐久マシンによるオーバルレースの記念すべきウィナーとなった。

ST-2クラスは第1ヒートを13号車「ENDLESS ADVAN CS-X」がトップでフィニッシュしたが、第2ヒートのスタート直後にエンジントラブルからコースサイドにマシンをストップ。
シリーズ戦のチャンピオンを獲得した37号車「シーケンシャルエンドレスアドバンランサー」が入れ替わってトップに立ったが、背後から隙をうかがっていた30号車「オートバックス・森永チルミル・RSオガワランサー」が逆転に成功。このまま30号車がチェッカーを受けたが、第1ヒートで1周のマージンを構築してあった37号車が合算結果で優勝となり、チャンピオン獲得シーズンを最良の形で締めくくった。
 
ST-3クラスは同じNSXながらシリーズ最終戦とは別の車両を用意して万全の体制で臨んだ39号車「TRACY SPORTS eeiA NSX」がスタートから快走して第1ヒートを制する。第2ヒートでは一時はトップを譲ったものの、その相手がスピンで自滅して39号車が再びレースリーダーに返り咲き。
そのまま第2ヒートもトップでチェッカーを受けて、表彰台の真ん中を獲得した。

ST-4クラスはシリーズ戦同様に51号車「AGY ings インテグラ」が速さを見せて、第1ヒートを独走でチェッカー。その勢いは第2ヒートに入っても全く衰えることなく、オーバルコースでも圧勝を飾ることに成功した。
Technical Information|テクニカル・インフォメーション
スーパー耐久では初の試みとなったオーバルコースを舞台にしたレース。全車がADVANを装着しているが、タイヤは通常のシリーズ戦を戦ったものと全く同じ。
オーバルコースという特殊な環境であるが、タイヤのトラブルは無く最後までハイスピードな走りを支え続けた。
またコンディションもウェットからハーフウェットに転じる難しいものとなった。第1ヒートは各車レインでスタートして、レース中のピットインでスリックに交換したが、レイン/スリックともにドライバーの期待に充分応えるパフォーマンスを発揮。
シケインの設置や2ヒート制の採用なども、アクシデントの少ない見応えあるオーバルレースの実現に効果的だったようだ。
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