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Super Taikyu Round 2
開催日程
2008年5月17日(土)
-18日(日)
開催場所
仙台ハイランドレースウェイ
(宮城県)
天候/路面
晴れ/ドライ
決勝距離
500km/124Laps
(1Lap = 4,063m)
参加台数
27台 (ADVAN装着 27台)
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スーパー耐久シリーズの第2戦は東北に舞台を移し、仙台ハイランドで開催された。
ここ数年は4月に開幕戦が行われてきたが、今年のカレンダーは第2戦となって開催時期も3週間遅くされた。このためサーキットの周辺は新緑に包まれ、決勝は暖かな好天に恵まれての500kmレースとなった。
 
土曜日の予選で圧倒的な速さを見せたのは2台のBMW Z4M COUPE。中でも28号車「PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE」は今回初めてステアリングを握る谷口信輝選手、そして開幕戦で初優勝を獲得している片岡龍也選手がともにコースレコードを更新して、文句無しのポールポジション獲得となった。
 
決勝でも2台のBMW Z4M COUPEは他を圧倒。周回を重ねる毎に後続を引き離すと、チームメイト同士のバトルを展開。もちろん極限まで攻め込むバトルではないものの、一旦は50号車がトップを奪い、28号車を従えて走行する。
だが、再び28号車が前に出ると、ここからはガッチリとトップをキープ。片岡龍也選手から谷口信輝選手へリレーされたマシンは、50号車とともにST-1クラスを含めた他の全車を周回遅れにする圧倒的な強さで、28号車が開幕二連勝、50号車も準優勝というワン・ツー・フィニッシュを飾った。
 
ST-2クラスはスタート早々にトップに立った11号車「オーリンズ・ランサーEVO X」がレースリーダーとなる。しかしこのクラスでは戦略が分かれ、11号車は3回ピットストップ作戦を敢行、中谷明彦選手がスタートとフィニッシュを、木下隆之選手が中盤2スティントを担当する。
序盤からハイペースで1回多くなるストップ分の時間を稼いでいった11号車、勝負は3回目のピットストップ時間にかかってきた。
ドライバー交代や給油、タイヤ交換を迅速に行った11号車は、20号車「RSオガワADVANランサー」の前でコースに復帰、一時は詰め寄られたもののポジションを脅かされるまでは至らずそのままエボリューションXにとってスーパー耐久で初めてとなるウィニングチェッカーを受けた。
 
ST-3クラスはポールスタートの27号車「FINA ADVAN M3」をリーダーとして、レースがスタート。予選同様に333号車「エクセディH.I.S.イングスZ」、39号車「TRACY SPORTS eeiA NSX」が三つ巴を演じていくものの、39号車はステアリングトラブルで後退。
終盤はトップに立った333号車が二連勝に向けて周回を重ねていくも、これに猛追をかけたのが27号車のファイナルスティントを担当した小林且雄選手だった。
ドライバー交代を終えてコースに復帰すると見る見るうちに333号車に迫り、テール・トゥ・ノーズ状態に持ち込んだ。バックマーカーや後方から迫るST-1クラス車両も絡めた27号車・小林選手と333号車・佐々木雅弘選手の熾烈な超接近戦は観客を虜にする。
結果、背後からの小林選手による激しいプレッシャーをはねのけて佐々木選手がトップの座を守りきり、嬉しい開幕二連勝を獲得した。
 
ST-4クラスは開幕戦の優勝・準優勝チームが不参加のため、結果を予想するのが難しい展開となった。そして蓋を開けてみると繰り広げられたのは、シビック・タイプR同士の激しい戦い。
予選クラストップの76号車「Racing Modulo ADVAN Type R」を、2番手スタートの69号車「J'S RACING CIVIC ADVAN」が追撃。
両者ともに一歩もひかない戦いが中盤まで続いたが、先行することに69号車が成功するとクラスリーダーとして優位にレースを展開。
そのままチェッカーまでトップの座を譲ることなく、シビック勢として今季初優勝を手中におさめた。
Driver's Voice
片岡龍也選手  
 【今回の成績 : 総合優勝 (ST-1クラス 優勝)】
ワン・ツー・フィニッシュを飾ることが出来て、クルマの信頼性が上がったことを証明したと思っています。今回、セットアップで足回りを替えたことはありましたが、基本的には通常のメンテナンスのみでノートラブルで走りきりました。
タイヤも終始安定したパフォーマンスを見せてくれたので、開幕二戦を通じて良い感触を得ています。決勝中のピットでは4本交換をしましたが、4本が均等に摩耗しているのでこうした戦略を採っています。
今日は本当は自分が最初と最後を担当する予定でしたが、余裕もあったし気温的にも思った以上に涼しかったので、谷口選手にチェッカーまで2スティント行ってもらいました。谷口選手は誕生日なので、優勝のチェッカーを受けてもらおうかな、と(笑)。

谷口信輝選手  
 【今回の成績 : 総合優勝 (ST-1クラス 優勝)】
BMW Z4M COUPEは今回初めて乗ったのですが、クルマはとても良く仕上がっていて終始良いペースで走ることが出来ました。片岡選手と組ませてもらっているので勝たないわけにもいきませんが、心配だったのはクルマのトラブル。どんなに速く走っても、トラブルが出ると努力は水の泡になってしまいますからね。
走っているときはクルマに優しい走りにも気をつかいました。そんな労りも功を奏して優勝を掴むことが出来ました。
Technical Information|テクニカル・インフォメーション
仙台ハイライドのコースはタイヤの摩耗に厳しいことで知られている。路面は一部改修を受けているものの、その厳しさは未だに国内トップレベル。
そんな中での500km耐久レースであったが、タイヤのトラブルは一切無く、各クラスで繰り広げられた激しい接近戦をADVANレーシングタイヤがガッチリと足元で支え続けて高いパフォーマンスを見せた一戦となった。
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