趣味として、モータースポーツのファースト・ステップとして、全国的に愛好者が増えているレーシングカート。
中でも近年特に注目を集めているカテゴリーが、子供用カートと呼ばれるジャンル。
　
4歳以上の幼稚園児を対象とした「キッズ」をボトムレンジとして、年齢に応じて段階的にカテゴリーのピラミッドが形成されているカートの世界。
その中で、子供用カートの最上位に位置しているのが「JAFジュニアカート選手権」である。
　
対象選手はジュニアライセンスを所持している11歳から15歳で、男の子のみならず、女の子も参戦している。
　
選手権は東西ふたつのエリアに分かれて、2008年は各4戦を競い合う。
また、東西統一競技会が各シリーズの最終戦終了後に一年の締めくくりとして開催され、「ジュニアカート日本一」を決する。
　
近年ではF1をはじめ、国内トップカテゴリーを戦うプロドライバーの多くも、レーシングカート出身という経歴の選手が増えている。つまり、今現在この「JAFジュニアカート選手権」を戦っている"小さなカーターたち"の中から、将来のモータースポーツ界を担うトップドライバーが生まれる可能性がとても高いだけに、要注目のカテゴリーである。
　

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　　【ADVAN TIRE INFORMATION】
　
将来のトップドライバーたちが競い合う「JAFジュニアカート選手権」。その戦いを支えるタイヤは、ADVANレーシングカートタイヤがワンメイク指定を受けている。
　
ドライ用は「ADVAN Racing Kart SL02」、ウェット用は「ADVAN Racing Kart SL03」というモデルで、規則により天候の急変など特別な場合を除いて1大会あたりドライ／ウェットともに1セットのみの使用が認められている。

そして使用できるタイヤは完全なディストリビューション制が導入されており、各大会において審査委員立ち会いの下でエントラントに引き渡される。

さらに受け取ったタイヤはパドック外への持ち出しを厳重に禁じられており、技術委員によってマーキングを受けることで走行を認められるという管理態勢が構築されている。

これは参加費用の抑制やイコールコンディション化を図るための仕組みである。
高い性能を持ちながら扱いやすく、かつ品質に優れているタイヤが求められる「JAFジュニアカート選手権」、ワンメイク供給を続けているADVANはこうした面で高い評価を受けている。