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JRC Round 6
開催日程
2008年7月12日(土)
〜13日(日)
開催場所
北海道・帯広市近郊
天候/路面
DAY1 : 曇りのち雨/ウェット
DAY2 : 晴れ/ドライ
総走行距離
1195.54km
SS総距離
230.80km
参加台数
29台 (ADVAN装着 11台)
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Rally Hokkaidoは、これまで同様アジアパシフィックラリー選手権(APRC)との同時開催となっているため、ステージ距離はトータルで230kmを超すなど、全日本ラリー選手権内でもハードなラリーとして知られている。

ステージはこれまでのWRCラリージャパンでも馴染み深い陸別ステージと、今大会最長29.55kmの林道ステージを含む20kmオーバーの3SSでセクション1は構成され、これを再走する形でDAY1を終える。
また、DAY2は足寄周辺のステージ2本を走行し、さらに音更方面へ移動。サービスパークの北愛国交流広場脇に設けられたギャラリーステージを走行してセクション3を終了し、これを再びループしてラリー車はフィニッシュする。

SSは計18本、トータルで230.80kmという構成になっていた。

梅雨のない北海道での開催ながら、レッキ中やセレモニアルスタートが行われた金曜日にはにわか雨が降り、DAY1はウエット部分が残ることが予想された。

全日本ラリー選手権は、APRC勢の走行後、30分のインターバルを置いてスタートが切られる。

JN4クラスのランサー勢のADVANユーザーはステージ距離の長さや気温を考慮して、ADVAN A035のMコンパウンド、サイズは205/65R15をチョイス。

SS2ではグラベルラリー、デビュー間もないランサーエボリューションXを駆る奴田原文雄選手がベストタイムをマークしてラリーリーダーへと躍り出た。
この頃から陸別周辺は雷雲に覆われはじめ、SS3は路面コンディションが急激に悪化したためにキャンセル。

しかし、風雲急を告げたのは天候だけでなく、ラリー展開も同じだった。

続くSS4で奴田原選手のエボXは突然エンジンがストップ。ステージ上でマシンを止めてしまう。
また奴田原文雄選手のチームメイトである田口幸宏選手もブレーキトラブルを発生させて優勝戦線から脱落してしまった。

このほか、ライバル勢も含めた上位陣が次々と姿を消していくなか、DAY1はトラブルフリーでトップに立ったライバルを岩下英一選手と大嶋治夫選手が追う展開となった。

DAY2ではDAY1のマージンを活かして逃げ切りを図るトップの選手に対し、岩下選手と大嶋選手が追撃を試みる。結果、惜しくも逆転は成らなかったものの、大嶋選手が3位表彰台獲得、岩下選手も4位でフィニッシュ。

荒れたラリー展開の中で厳しいラリーを強いられたのがJN1.5クラスだった。
5台の出場ながらDAY1で3台がリタイアして残ったのはADVAN勢の大庭誠介選手と大井こずゑ選手の2台のみ。
DAY2では連勝中だった大庭誠介選手もコースアウトしてしまい、手堅く走った大井こずゑ選手が、全日本ラリー選手権初優勝を飾った。
Driver's Voice
奴田原文雄選手  
 【今回の成績 : リタイア】
今ラリー最長のSS2でベストタイムをマークして、これからと言うときに突然マシンが止まってしまいました。
それでも狭くてハイスピードなステージが特徴のラリー北海道でベストタイムを出すことが出来たのは、ADVAN A035のコントロール性の良さが一因だと思います。
また、ステージ最後までパフォーマンスが変わらない耐摩耗性の高さも一助になってくれたと思いますね。

岩下英一選手  
 【今回の成績 : 総合4位 (JN4クラス 4位)】
今回は、波瀾万丈の一戦になりましたね。結果を見ても、ノートラブルで生き残った選手が上位に立てたという感じではないでしょうか。
2日目は晴れて路面も乾いた最高のコンディションになりましたが、何故か私はいま一つ速く走れなかったんです。
逆に初日のように大雨で真っ暗で、霧まで出るような悪条件の方が強いので、SSがキャンセルになってしまったのが残念でした。

大井こずゑ選手  
 【今回の成績 : 総合17位 (JN1.5クラス 優勝)】
初めての全日本戦優勝ですが、今は単純に「嬉しい」の一言です。
天気が急に変わって難しいラリーでしたが、どんなコンディションでも対応してくれるADVANラリータイヤの性能があったので安心して走れました。
自分の実力としては大庭選手と対等に戦えるところにないと思っていますが、粘り強く走って私の存在をプレッシャーに感じてくれれば何かが起きるかもしれない、という作戦だったのですが、それが当たりましたね。
Technical Information|テクニカル・インフォメーション
アジアパシフィックラリー選手権と同時開催のため、他の全日本ラリー選手権と比較してもステージ距離は長く、日中の気温も高いことからJN4クラスのドライバーはADVAN A035のMコンパウンド(サイズ : 205/65R15)を履いている。
今回、初日の午後には雷雨に見舞われるなどステージの状況は極端に変化したが、路面を選ばず性能を発揮するADVAN A035のおかげで、ドライバーも全力でステージをアタックすることができた。
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