世界選手権の開催もあり、ここ数年で注目度が一気に高まったラリー。
日本国内でも以前から多くの競技会が開催されてきているが、その頂点に位置しているのが「全日本ラリー選手権」である。
今ではクローズされた林道などを用いる「SS(スペシャル・ステージ)」の速さを競うことを主眼とした海外と変わらない形態の開催が定着した全日本選手権。
2006年からはそれまでの駆動方式別開催を改めてシリーズを一本化、総合順位制度も導入される"改革"が行なわれた。この年、史上初の全日本ラリー総合王座を獲得したのが、ADVANカラーのマシンを駆る奴田原文雄選手である。
ADVANは国内ラリー史で栄光の歴史を刻み続けている。
ADVANブランドが誕生した翌年には「ADVANラリーチーム」が発足、Red in BlackのADVANカラーは"強いチーム、ドライバー、マシン、そして勝てるタイヤ"の象徴であり続けている。
【ADVAN TIRE INFORMATION】
ラリー競技には未舗装路を舞台としたグラベルラリーと、舗装路面で行なわれるターマックラリーがあり、全日本選手権ではほぼ半分ずつの比率で開催されている。
グラベル用タイヤは
「ADVAN A035」を中心に、超硬質路面向けの
「ADVAN A036」、ウェットや軟質路面向けの
「ADVAN A031」をラインナップ。また、全日本選手権では開催されないが、ウィンターラリー向けに「ADVAN A034」も用意されている。
一方のターマックラリーでは
「ADVAN A050」や
「ADVAN A048」などを使用、こちらもサーキットレースやジムカーナと同様にその性能が高く評価されている。
さらにもうひとつ、ぜひ注目していただきたいのがホイールで、ADVANカラーのマシンを中心にADVANブランドのホイールを装着しているユーザーも少なくない。
最新作の
「ADVAN Racing RC3」は走行スピードが高く過酷さを増す世界選手権への参戦に対応するべく剛性アップなどを果たしたモデルで、まさにラリーフィールドの実戦から生まれたアルミホイールである。