Your browser does not currently have the Flash Player version 8 that is required to view this site.
Please click here to download the latest Flash Player version.
HOME / MOTORSPORTS / JRC 2008 / Round 5 News Index
ひとつ前に戻る
JRC Round 5
開催日程
2008年6月13日(金)
〜14日(日)
開催場所
福島県・棚倉町近郊
天候/路面
晴れ/ドライ
路面 : グラベル(未舗装路)
総走行距離
345.18km
SS総距離
71.19km
参加台数
49台 (ADVAN装着 17台)
>> Report (レポート)  >> Result (競技結果)  >> Detail (カテゴリー紹介)
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
第4戦から1週間のインターバルを置いて開催された全日本ラリー選手権第5戦「MSCC東京ラリー2008」。
前戦・宮崎に続くグラベルラリーとなるが、奴田原文雄選手が宮崎を欠場しているので開幕戦でデビューしたランサーエボリューションXにとっては初めてのグラベルラリー参戦となる点が大いに注目を集める一戦となる。
さらにチームメイトの田口幸宏選手も今回からマシンをエボリューションXにスイッチ、2台のエボリューションXが見せる戦いぶりにはギャラリーからも高い関心が寄せられた。

週末を通じて好天に恵まれた福島県。例年どおり棚倉町の「ルネサンス棚倉」を拠点に、サービスパークに隣接するギャラリーステージを含めた12本のSSを使って2日間で競われる。

世界初のグラベルラリー実戦に臨んだランサーエボリューションXだが、奴田原選手が2番手、田口選手は3番手スタートということで、序盤のSSは"砂利掻き役"になってしまい思うようにタイムを伸ばすことが出来ない我慢の展開に。

だがこのラリー最初のギャラリーステージとなるSS3「Renaissance I」では奴田原選手がステージベストをマーク。続く7.88kmのSS4「Manahata Yamizo II」では奴田原選手がセカンドベストを叩き出したのに田口選手も続いて3番手タイム、エボリューションXとADVAN A035(M)のポテンシャルを遺憾なく発揮する。

ところが11.56kmのSS5「Inugami Sakuradaira II」で奴田原選手と田口選手がともにトラブルに見舞われるというまさかの後退を余儀なくされてしまった。

優勝争いからは外れたものの、奴田原選手はサスペンションセッティングを変更して臨んだ日曜日のLEG2、5本設定されたSSのうち実に4本でベストをマーク。残る1本もセカンドベストとしてライバル達を圧倒するパフォーマンスを見せつけた。

また激しい2位、3位争いの一角を占めたのが岩下英一選手と昨年の東京ラリーでも表彰台を獲得している大嶋治夫選手。
僅差の激しい鍔迫り合いが展開されたが、大嶋選手は最終的にマシントラブルに襲われてしまい無念のリタイア。一方の岩下選手は前走車が巻き上げる埃に視界を奪われるという難しい条件となる中でも堅実な走りを披露、堂々の3位表彰台獲得を果たした。

この他のクラスではJN1クラスでスターレットの明治慎太郎選手が準優勝。
そしてADVAN勢が大活躍を見せたのが、今季から発足したJN1.5クラス。
中でも前戦初優勝を飾り波に乗る大庭誠介選手はADVAN A035のSコンパウンドを装着してスタート、11SS中9つのクラスベストをマークしてベテランらしい貫祿の走りを見せつけ、文句無しの二連勝を飾りJN1.5クラス初代チャンピオン獲得に一層期待が高まる結果となった。
また大井こずゑ選手も競技を締めくくる最終のギャラリーステージでベストタイムを奪い、2位フィニッシュ。3位には難波巧選手が入って、ADVAN勢がトップ3を独占した。
Driver's Voice
奴田原文雄選手  
 【今回の成績 : 総合9位 (JN4クラス 9位)】
スタート順の影響もあってラリー序盤はタイムが伸び悩みましたが、SS4では好タイムが出たのでトラブルは残念でした。
しかし、レグ2では次戦以降を睨んでセッティングを変更し、ベストタイムもマークできて手応えを感じています。
ADVAN A035はトレッドの剛性やトラクションも十分にあって、ランサーエボリューションXのパフォーマンスを引き出してくれていると思います。
Technical Information|テクニカル・インフォメーション
ランサーエボリューションXもエボリューションIXなどと同じく、サイズは205/65R15となっている。
例年とほとんど同じ地域での開催ということもあり、昨年も今ラリーで好タイムをマークしていたADVAN A035、205/65R15のMコンパウンドをほとんどのドライバーがチョイス。
早朝の気温は低いものの、日中の気温は上がったので、Mコンパウンドが今回のラリーには適していた。
ひとつ前に戻る