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APRC 2008
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News Index
APRC Round 4
開催日程
2008年7月12日(土)-13日(日)
開催場所
北海道・十勝地方
天候/路面
LEG1 : 曇りのち雨/ウェット
LEG2 : 晴れ/ドライ
路面 : グラベル(未舗装路)
参加台数
APRC/アジアカップ登録 8台
(ADVAN装着 4台)
>> Report (レポート)
>> Result (競技結果)
>> Detail (カテゴリー紹介)
全7戦のAPRC(アジア・パシフィック・ラリー選手権)も折り返しを迎えた。
前半3戦のパフィシックカップはCUSCOのD・ヘリッジ選手が制しているが、いよいよこの第4戦からはアジアカップも幕を開ける。
シリーズ第4戦、戦いのステージは日本。既に国際ラリー開催ではおなじみとなった北海道・十勝地方の雄大な自然の中に合計230.80km、ギャラリーステージを含めた18本のSS(スペシャルステージ)が設けられた。
11日(金)にはホストタウンとなった帯広市の競馬場でラリーショーとセレモニアルスタートを開催。
ラリーショーは生憎の雨模様となってしまったが、市民をはじめ大勢のラリーファンが詰めかけた。イベントも盛りだくさんで、重りを積んだソリを引く"道産子"と呼ばれる馬による伝統の競技「ばんえい競馬」が催され、エキシビジョンでは主力選手たちが騎手とともにソリに乗って迫力ある競馬を体験。
その後、日が沈むと大輪の花火が夜空を彩り、いよいよセレモニアルスタート。
ADVANを装着してAPRCを戦うCUSCO勢の3台とSUBARU Team Araiの1台、合計4台のスバルインプレッサも、詰めかけた観客の声援を受けて戦いへと旅立っていった。
明けて12日(土)は、帯広から100kmほど北の陸別町に設けられたSS1から競技がスタート。ここはギャラリーステージとなっており、林道とオフロードサーキットをつないだレイアウト。途中には名物の「リクベツ・ジャパーン」と呼ばれるウォータースプラッシュも健在である。
昨日の雨によって路面は湿っているがロングステージに入るとCUSCO勢が大いに躍進。SS2(29.55km)で柳澤至宏選手がAPRC登録選手のステージベストタイムを叩き出すと、SS4(22.43km)ではD・ヘリッジ選手が2番手タイムで上位争いの一角を占める。
午前中の走行を終えて、再び同じコースをリトライする午後のセクション、しかし上空を一気に厚い雲が覆い雨が降り始めてしまう。この雨も生易しいものではない豪雨で、SS周辺では雷鳴が轟きコンディションはヘビーウェットへと変化。
そんな中で日本人ドライバーによる激しい上位争いが演じられる中、柳澤選手はSS6を終えてAPRCのトップに立つ。
初日は天候の急変などで予定されていた8つのSS中、3つがキャンセルとなる波瀾の展開になったが、2日目は朝から太陽が照りつける絶好のコンディションとなった。
ライバル勢と互角の戦いを演じた柳澤選手、最後は僅差で優勝にこそ一歩届かなかったものの、ホームラリーで堂々のAPRC準優勝。さらにD・ヘリッジ選手が柳澤選手に続く3位を飾り、表彰台の主役をCUSCO勢が演じる結果となった。
【今回の成績 : APRC準優勝】
2日目の2本目はタイムが良かったのでプッシュしていったのですが、残念ながらじわじわと追い上げられて勝ちを譲る格好になってしまいました。
しかし、とても良い戦いが出来たので、楽しかったです。
天候の急変などで過酷な一戦となりましたが、タイム的にはライバル勢と対等な戦いを演じました。
ソフトコンパウンドについてはウェット路面で、ミディアムコンパウドについてはドライ路面で、それぞれ高いパフォーマンスを発揮出来たと考えています。
日本はCUSCO、スバル、そしてADVANにとってもホームなので勝ちたかったのですが、結果としては僅差の2位、3位となりました。しかし、APRCのシリーズで見たときに、今回の結果は非常に重要な意味を持ってくると思います。