Your browser does not currently have the
Flash Player version 8
that is required to view this site.
Please
click here
to download the latest Flash Player version.
HOME
/
MOTORSPORTS
/
WTCC 2007
/ Round 11 and 12
News Index
WTCC Round 11&12
開催日程
2007年7月6日(金)〜8日(日)
開催場所
ポルト・市街地特設コース
(ポルトガル)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
決勝周回数
第11戦 : 13周
第12戦 : 13周
>> Report (レポート)
>> Result (競技結果)
>> Detail (カテゴリー紹介)
発足以来、毎回エキサイティングなバトルが繰り広げられ、世界中のモータースポーツファンから支持を集めているFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)。
3年目のシーズンとなる今季は新たなコースでの開催がカレンダーに掲載されることになったが、今回の舞台がそのうちのひとつである。
ポルト・市街地特設コース。
昨年は市街地レースといえば最終戦のマカオグランプリのみだったが、今季はフランスのポーと、ここポルトガルのポルトが追加され、3戦が市街地で行われることになった。
市街地レースの特徴はエスケイプゾーンが皆無に等しいことと、路面コンディションの厳しさである。特に路面コンディションは普段は一般公道として乗用車からトラックまで様々な車が行き交うところが戦いの舞台となるわけで、特殊舗装を施されたクローズド・サーキットコースの路面とは条件が全く異なる。
それはつまりタイヤにとってもタフな戦いを強いられることを意味しているのだが、横浜ゴムは長年に渡るマカオグランプリやル・マン24時間レースへの参戦で蓄積された技術と経験を有している。
レースは今回もWTCCらしいエキサイティングな内容となった。
パッシングポイントが限られる市街地コースだが、各ドライバーは果敢にポジションを上げるべく接近戦を展開。
しかい第1レースでは予選でトップ3を独占したシボレー勢が終始安定した走りを見せて、接触事故も多発した後続を尻目に快走。
そのままポジションをキープしてレースをリードして、A.メニュ選手、R.ハフ選手、N.ラリーニ選手の順でフィニッシュを迎え、フランスのポーに続いて市街地レースでの優勝を飾り、今季3勝目をマークした。
第2レースもやはりエキサイティングな展開となったが、ポールポジションからスタートしたJ.ミューラー選手をBMWのA.プリオール選手がかわしてトップ。
そのままチェッカーまでテール・トゥ・ノーズの戦いとなったがA.プリオール選手が逃げきって今季初優勝をゲットした。
また昨年のインディペンデントトロフィーを獲得しているT.コロネル選手が第1レースで6位、第2レースでは4位と好成績をおさめ、今後の表彰台獲得に大きな期待を抱かせる走りを披露した。
1972年4月5日、オランダ生まれ。
1991年のオランダ・シトロエンAXカップを皮切りに、オランダ国内のツーリングカーやフォーミュラレースで経験を積む。
1996年に全日本F3選手権に参戦、翌年には6勝を挙げてシリーズチャンピオンを獲得。
以降フォーミュラ・ニッポンや全日本GT選手権で活躍、'99年にフォーミュラ・ニッポンのシリーズチャンピオン。
2000年からは活動の本拠を再びヨーロッパに移し、ETCCに主に参戦。'03年はETCCと全日本GT選手権の両シリーズにエントリーするなど、日本における知名度も高いドライバーの一人。
WTCCには発足初年度の'05年からセアトで参戦、'06年にはYOKOHAMAインディペンデントトロフィーのタイトルを獲得した。
1979年12月25日、イギリス生まれ。
1992年と1997年にProカート耐久シリーズでそれぞれ5回の優勝を飾る。1998年に4輪レースに参戦を開始、1999年は英国MG BCV8選手権、2000年は英国フォーミュラヴォグゾール選手権でチャンピオンを獲得。
その後フォーミュラルノーなどを経て、2004年にセアト・トレドを駆って英国ツーリングカー選手権(BTCC)に参戦、2勝を飾る。
2005年のシリーズ発足からWTCCに参戦、今季も3年連続でシボレーのステアリングを握る。
ポルト・市街地特設コース(ポルトガル)
全長4,720mの市街地特設コースが設けられたポルト。
ポルトガル北部にある同国第2の都市は坂の多い街として知られている。
その地名はポルトガルという国名の発祥でもあり、同市周辺がポルトカーレと呼ばれたことが国名の由来になっている。
コースはマカオなどと同様に両側をガードレールにはさまれたもので、ストレートにはバリアによってシケイン状の部分も設けられたとてもエキサイティングなもの。
もちろんレース開催時以外は一般公道として使用されている路面ゆえに、コンディションは厳しいものとなっている。