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HOME / MOTORSPORTS / WTCC 2007 / Round 7 and 8 News Index
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WTCC Round 7&8
開催日程
2007年6月1日(金)〜3日(日)
開催場所
ポー 市街地特設コース
(フランス)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
決勝周回数
第7戦 : 19周
第8戦 : 21周
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今季10大会、20戦で競われるFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)。
第7戦/第8戦はフランスのポーが舞台となる。このラウンドはシリーズ初開催であると同時に、今季初めての市街地コースによる一戦。
昨年まで市街地コースでの開催はマカオのみだったWTCC、今季はマカオに加えてポーと、ポルトガルのポルトが加わり、よりエキサイティングな戦いに期待が集まっている。
 
金曜日のテスト走行で好調な走りを見せたのはシボレーのA.メニュ選手。
オランダでの第3戦で優勝を飾っているメニュ選手は1分23秒558をマーク、セアトのY.ミューラー選手を0.060秒抑えてトップタイムを叩き出した。
 
明けて土曜日の公式予選日。
まず行われた2回のフリー走行、1回目ではY.ミューラー選手がトップタイムをマークするも、2回目のフリー走行ではA.メニュ選手が再びY.ミューラー選手を0.466秒抑えてトップタイムを奪還。
両選手を軸にしたポールポジション争いに注目が集まる中で行われた公式予選では、1秒差以内に11台がひしめき合う激戦となった。
そんな中でポールポジションを獲得したのは、大本命だったシボレーのA.メニュ選手。2番手のY.ミューラー選手に0.398秒という僅差を守って、オランダ戦以来となる今季2回目のポールとなった。
 
 
日曜日、迎えた第1レース(第7戦)はポールスタートのA.メニュ選手が終始レースをリード。
Y.ミューラー選手をはじめとして後続陣も執拗にメニュ選手をプッシュし続けたものの、安定した速さを見せたメニュ選手がトップの座を守って19周を走りきり、第3戦以来となる今季2勝目を飾った。
 
第2レース(第8戦)は第1レースの決勝結果に基づいて上位8台がリバースグリッドとなってスタートを迎える。
ここで勢いを見せたのは2番手スタートのA.ファルファス選手。予選で激しいクラッシュを喫してマシンを大破したファルファス選手だったが、チーム一丸となった修復作業によって第1レースから出走が叶っただけに、チームスタッフの期待にも応えたいところだった。
 
前半でポールからスタートしたセアトのJ.ジェネ選手をパスしたファルファス選手とA.プリオール選手のBMW勢は、僅差のトップ争いを展開。
3番手に約5秒差をつけてのトップ2争いは一時プリオール選手がファルファス選手の0.370秒後ろにまで肉薄するも、ファルファス選手が先行を許さず。

結果、A.ファルファス選手がウィニングチェッカーを受けて第2戦ブラジル以来となる今季2勝目を飾った。
また2位を獲得したA.プリオール選手は第1レースで獲得したポイントもあってシリーズランキング争いで単独トップの座に。
昨年までF1ドライバーとして活躍、今季からWTCCに転身して注目を集めていたT.モンテイロ選手は第1レース、第2レースともに3位表彰台を獲得した。
Fuatured Driver|注目のドライバー
アンディ・プリオール選手  
1974年8月8日、イギリス王領ガーンジー島生まれ。
8歳でレーシングカートをはじめ、その後ヒルクライムレースへと転身。1995年にはイギリス・ヒルクライム選手権で10勝を挙げてチャンピオンを獲得する。
翌年、22歳で自動車レースに活躍の場を移し、フォーミュラルノーやイギリスF3に参戦。
1999年、イギリス・ルノー・スポール・スパイダー・カップで13勝を飾ってシリーズを制覇すると、翌年から2年間イギリスF3に再び参戦。
そして2002年、イギリスツーリングカー選手権にホンダシビックでレギュラー参戦、1勝を挙げてシリーズ5位。
2003年にBMWへ移籍、ヨーロッパツーリングカー選手権(ETCC)で同年シリーズ3位、翌'04年にはシリーズチャンピオンを獲得。WTCCには発足した'05年より参戦、'05年、'06年を制しており、現在のところ史上ただ一人のWTCCチャンピオンドライバーである。
Fuatured Driver|注目のドライバー
ティアゴ・モンテイロ選手  
1976年7月24日、ポルトガル生まれ。
1997年、20歳でフランス・ポルシェカレラカップに参戦。
翌年、フランスF3選手権に参戦、'99年に初優勝、2000年と'01年にはシリーズ2位を獲得。
'02年、FIA F3000選手権にステップアップを果たし、最高位で5位を獲得。
その後、アメリカでCARTを一年間経験した後、再びヨーロッパへと戻ってワールド・シリーズ・バイ・ニッサンに参戦してシリーズ2位。その参戦と合わせてF1のミナルディチームでテストドライバーを務める。
2005年、遂にF1のシートを手中におさめ、史上初の年間18戦完走という記録を樹立。また、混乱の一戦となったアメリカGPでポルトガル人として初めて3位表彰台を獲得。
'07年よりWTCCに参戦を開始、セアト・スポーツにとって大きな戦力として期待されるドライバーである。
Circuit|サーキット紹介
ポー(フランス)
 
パリからTGVで約5時間、スペインとの国境沿いにあるのがポー。
会議場とカジノが入っている「パレ ボーモン」という建物を中心として、皇帝・ナポレオンが作らせたというピレネー山脈を一望できる「ピレネー大通り」などがコースとされる。
 
全長は2,760mと短く、その中に数多くのタイトコーナーが存在する市街地コースらしいレイアウト。
もちろんコースサイドはガードレールが立ち並び、ドライバーは終始サーキットとは比べ物にならない緊張感を強いられるレースに臨むことになる。
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