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FMSCマウンテンラリー'07
開催日程
2007年8月24日(金)-26日(日)
開催場所
福岡県久留米市、
佐賀県吉野ヶ里町周辺
天 候
曇り 一時 雨
路 面
ドライ&ウェット
総走行距離
228.59km
SS総距離
68.74km
参加台数
49台 (ADVAN 11台)
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全日本ラリー選手権の第7戦は、今季3回目となる九州での開催。
「CUSCO Cup FMSCマウンテンラリー'07」は福岡県と佐賀県にまたがっての開催となり、サービスパークは福岡県久留米市、スペシャルステージ(SS)は佐賀県東部の吉野ヶ里町やみやきの町などに設けられる。
吉野ヶ里といえば古代の遺跡でその名を知られる地域。リエゾンルートも弥生時代の遺跡が発掘された場所のすぐ近くを通っている。

このラリーは今季初めて全日本選手権への昇格を果たした。
コースはそれまで九州選手権で使われてきたフィールドで、テクニカルな要素の強いターマックステージである。

サービスパークが設けられたホストタウンの福岡県南部の久留米市は県内でも三番目の人口を擁する都市。
その中心部から車で数分のところにある「久留米百年公園」がサービスパーク。この公園は同市の市制100周年を記念して造られたもので、つつじの名所としても知られている。

24日(金)には久留米市中心街の「六角堂広場」でセレモニアルスタートを実施。スタートに先立ってはトップラリーストによるトークショーが催され、ADVAN勢からも奴田原文雄、大庭誠介、炭山裕矢の三選手が参加して大いに盛り上がった。
そして19時になって1号車がスタート。場所がら会社や学校帰りの人たちなど多くの市民が会場を訪れてスタートしていくクルーたちに声援を贈っていた。


翌25日(土)の早朝からいよいよ戦いが幕を開ける。
第3戦以来となるターマックラリーだが、JN4クラスのADVANユーザーは厳しい残暑の中での戦いということもあってADVAN A048のSコンパウンド、サイズは245/40ZR17をチョイスしてステージへと向かって行った。

6.11kmのSS1「サザンカ I」は奴田原選手が4番手、炭山選手5番手、大庭選手6番手というタイムをマーク。
サービスパークから40kmほど離れた山中のステージ、空は一面の雲。昨日に比べれば暑さは多少なりとも和らいでいるが、天候の変化が気になる空模様となっていた。

7.08kmのSS2「カササギ I」を経て、9.15kmのSS3「トム・ソーヤ I」へとステージは進む。
そして「トム・ソーヤ I」を終盤ゼッケン車がスタート、一方で早いナンバーを付けているクルーは再びSS1と同じルートで競われるSS4「サザンカ II」のスタートを迎えようとしていた頃に天候が急変。

ポツポツと降り出した雨は数分と経たないうちにスコールのような豪雨となった。
路面はあっと言う間にヘビーウェットへと転じる。この難しい状況において、ADVAN勢がトータル性能に優れたタイヤポテンシャルを武器に圧倒的な強さを見せた。

豪雨&ヘビーウェットの中、奴田原文雄選手が5分21秒3で6.11kmのステージを走りきる。これに続いたのが5分25秒2をマークした大庭誠介選手。3番手のライバル選手がマークしたタイムが5分32秒1であるから、ADVANを装着した両選手が抜きんでた速さを見せたことになる。


しかし残念ながらこのSS4において後方ゼッケンのマシンにアクシデントが発生、このためラリーはSS5以降の全SSがキャンセルに。
競技会はSS4までの結果をもって成立となり、奴田原選手は3位、炭山選手が4位、そして大庭選手は5位という戦績になった。
またJN1クラスでは明治慎太郎選手/漆戸あゆみ選手組が3位となり、開幕戦佐賀、第3戦京都に続いての表彰台獲得を果たした。
なお選手権ポイントについては順位に応じて通常の80%の得点が付与されることとなった。
Driver's Voice
奴田原文雄選手
全日本ラリーとしては初めての開催でしたが、ステージそのものは違うものの開幕戦の唐津と同じ佐賀県内での開催でしたので、レッキではステージの様子は回り込んでいるコーナーが多く、テクニカルなコースだと感じました。
SS2では我々のスタート時から雨が降り出してしまうなど不運な面はありましたが、SS4のように全車がウエットコンディションでの走行であれば、ADVAN A048のコントローラブルな性格が幸いして、ベストがマークできたのだと思います。

※右写真 : タイヤエンジニアとデータを見ながら競技本番に向けて打ち合わせる奴田原文雄選手。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
ADVAN A048の245/40ZR17のSコンパウンドをチョイス。
ラリーは、あらゆる条件で良好なパフォーマンスが発揮できるタイヤが求められるが、突然の雨でもベストタイムをマークできたのは、やはりADVAN A048のトータルな性能の高さが発揮された結果だろう。
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