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MSCC Tokyo Rally 2007
開催日程
2007年6月1日(金)-3日(日)
開催場所
福島県 棚倉町周辺
天 候
晴れ
路 面
ドライ
総走行距離
342.66km
SS総距離
103.2km
参加台数
37台 (ADVAN 9台)
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シーズン序盤のターマック3連戦を終えた全日本ラリー選手権はグラベルに舞台を移す。
第4戦「MSCC Tokyo Rally 2007」は福島県東白河郡棚倉町をベースタウンに、ヘッドクォーター(HQ)やサービスパークが置かれたリゾート施設・ルネサンス棚倉を中心にレグ1は東側に8本、レグ2では西側に7本のスペシャルステージ(SS)が設定された。

今シーズンの初のグラベルラリー、全体的には中高速コーナーが主体となり、路面は14.54kmと今回最長のSS3/7をはじめとして浮き砂利も多いことからリピートステージとなるSSで掘り返される石も多く、荒れた路面への対応もポイントといえた。
またギャラリーステージとなるレグ2のSS10/13は約1kmの直線が特徴的で、牧場の中を全開で駆け抜けるラリーマシンの迫力を堪能出来る。ちなみにこのSSが設定された三株牧野からは、条件が良ければ遠く富士山も望むことができる。


土曜日にレグ1がスタート、お昼にはセレモニアルスタートが催され、地元の奥州鮫川太鼓による勇壮な音色と多くのギャラリーが見送る中、全日本6連覇を目指す奴田原選手や、今シーズン初出場となる田口幸宏選手、開幕戦以来のエントリーとなった炭山裕矢選手らが次々にスタート。

レグ1は午前中に14.22kmのSS1からスタートしているが、ここで奴田原選手がいきなりスパートする。
レッキ前に降っていた雨の影響や午前中の気温の上がらない状況を見て、ADVAN A035の205/65R15のSコンパウンドをチョイス。1周目となる4SSを奴田原選手は完全制圧して、2番手の勝田範彦選手に30秒の差をつけた。

奴田原選手は47秒もの大量リードを持ってレグ2に臨む。
34.14kmしか残っていない状況では奴田原選手の優勝は動かないものと思われたが、レグ2の3本目となるSS11で奴田原選手のマシンがまさかのミッショントラブルを起こしてしまいストップしてしまう大番狂わせとなってしまった。

リタイアした奴田原選手に代わってトップ争いに加わったのは大嶋治夫選手と大庭誠介選手のベテラン勢。
最終的に全日本参加車両37台中(イノベーションクラスを除く)完走わずか17台という難しいラリーとなったが、そんな中でベテランらしい走りが注目を集めることになる。
両選手はトップの勝田選手に大きなプレッシャーをかけながら、さらにお互いの2位争いも終盤で白熱。

最後はSS8でベストタイムもマークしている大嶋選手が2005年第5戦以来となる表彰台を獲得。
大庭選手がこれに続いて3位でフィニッシュ、表彰式ではADVANを履くふたりのベテランが満面の笑顔を見せてくれた。
またJN3クラスではインテグラを駆る永由元人選手が安定した走りで見事なクラス優勝を飾った。
Driver's Voice
奴田原文雄選手
レッキ前に降った雨と午前中は気温が上がらなかいと予想されたので、レグ1もレグ2もADVAN A035の205サイズのSコンパウンドを履いてスタートしました。
レグ1のリピートステージでは路面温度の上昇もあったので、Mコンパウンドに換えて走っています。
トラクション性能のいいA035で好タイムをマークできて、全く問題はなかったのですが残念です。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
レッキ前に降った雨の影響や午前中は気温も上がらないことから、A035のレグ1の1ループ目やレグ2はSコンパウンドがマッチした。
レグ1の2ループ目は気温の上昇が見込まれたのでMコンパウンドをチョイスしたドライバーもいたが、Sコンパウンドのまま出ていったドライバーもいた。2ループ目については、車重やセッティングなどでコンパウンドの選択が分かれた。
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