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JRC 2007
/ Round 2
News Index
久万高原ラリー
開催日程
2007年4月28日(土)-30日(月)
開催場所
愛媛県 久万高原町周辺
天 候
晴れ
路 面
ドライ
総走行距離
216.29km
SS総距離
83.46km
参加台数
37台 (ADVAN 6台)
>> Report (レポート)
>> Result (競技結果)
>> Detail (カテゴリー紹介)
昨年に比べて2戦増えて全10戦でチャンピオンを争うことなった今シーズンの全日本ラリー選手権。
シリーズチャンピオンを決するポイントシステムは参戦した大会の上位の成績から7戦分のみのカウントとなるために、実は全戦出場するドライバーやチームは少ない。
出場ラリーの選択はラリーとの相性やライバルの動向などを考慮して決められていくだろう。
そんな中、第2戦では開幕戦でADVANユーザーではトップでゴールした炭山裕矢選手が欠場。
さらに今シーズンも全日本ラリー選手権とFIAプロダクションカー世界ラリー選手権(P-WRC)という2つの選手権を追う奴田原文雄選手も、P-WRC第3戦が日本から見て地球の反対側になるアルゼンチンで開催されるため、丸二日かかる日本からの移動時間なども関係して全日本戦は不参加となった。
往年の「ツール・ド・四国」を前身とする久万高原ラリー、2002年に当時の全日本選手権二輪駆動部門の一戦として開催された戦いは舗装された林道で競い合われるターマック・ラリー。
2007年の全日本ラリーは先日の佐賀、今回の愛媛、そして次戦・京都と開幕三連戦をターマックで戦うカレンダーとなっている。
抜けるような青空に恵まれた四国地方、松山市中心部から車で約1時間半ほどのところにある美川スキー場がサービスパークに設定されている。
29日は朝7時30分からセレモニアルスタートが催されたが、山深い地であるにも関わらずこの日を待ちわびていた大勢のモータースポーツファンが来場。ギャラリーの数は500人ほどという盛況ぶりであった。
これまでは悪天候がつきものになってしまっていた久万高原ラリー、今回は好天によって気温の上昇も予想される展開である。
美川スキー場を周辺に9つのスペシャルステージ(SS)が設定されている今回の久万高原ラリー。
特徴的なロングSSは今年も18kmを超えるものが用意され、そのSSをはさんで約6kmと3kmの2つのSSが設定されて1つのセクションを構成している。
このセクションを3回こなすスケジュールとなり、約3kmのサービスパーク手前のSSはギャラリーステージとなっている。
まず期待を集めたのは奴田原文雄選手のチームメイトであり、ターマックラリーを得意としている松井孝夫選手。
好天ゆえの気温/路面温度上昇はあるものの、SSの場所は比較的高地であるために朝晩は冷え込み、温度差は激しくなる。
そんな中で松井選手は幅広いコンディションに対応するADVAN A048のSコンパウンドを選択しスタート。開幕戦をリタイヤで終えてしまった松井選手は「今回はきっちりとリザルトを残そう」とやや慎重なスタートを切った。
ロングのSS2では5番手タイムをマークするなど、好位置につけていたがSS3の右コーナーでクラッシュ。エンジンオイルが流れでていしまいラリーを諦めざる終えなかった。
今回はリタイア車の報告が次々とサービスパークに届くサバイバルなラリーとなった。最終結果を見ても出場37台中、およそ3割にあたる11台がリタイアとなってしまったのである。
こうした荒れた展開ではベテランの技が活きてくる。
松井選手と同じくADVAN A048のSコンパウンドを選択した大庭誠介選手が「245サイズに合わせてセッティングをしてきた」足回りも功を奏し順位を上げていく。
結局、総合4位まで順位を上げてフィニッシュを果たした。
今シーズンの開幕ターマック三連戦、次戦・京都もADVANユーザーの一層の活躍を期待したい。
【総合 4位/JN4クラス 4位】
前戦は235サイズで走りましたが、今回は245サイズでいきました。
ショックのセッティングもそれに合わせて行ってきたので、前回よりは凄く良くなっています。
序盤のSS2でスピンしてしまうなど出遅れてしまった感はありましたが、4位という結果を残せて良かったです。
コースは前戦・唐津のラリーに比べて、回り込むコーナーも少なくアベレージスピードも高い。
去年のデータから温度がある程度高いが、狭い部分もあったので245サイズのSコンパウンドがマッチしていた。
耐久性にしてもロングのSSを走ったあとでも問題はなかった。