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HOME / MOTORSPORTS / JRC 2007 / Round 1 News Index
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ツール・ド・九州2007 in 唐津
開催日程
2007年4月13日(金)-15日(日)
開催場所
佐賀県 唐津市周辺
天 候
晴れ
路 面
ドライ
総走行距離 309.19km
SS総距離 65.74km
参加台数
48台 (ADVAN 11台)
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昨シーズン、車両規則や開催規定など国際ラリーに準じた変革を遂げた全日本ラリー選手権。
今シーズンはレギュレーション等に大きな変更は見られないが、選手権には新たに2つのターマックラリーが加わり全10戦でその覇が争われることとなった。
さらに、ターマックラリーとグラベルラリーの比率が5対5となったことにより、より各チームの総合力が問われるシリーズになったと言える。
 
開幕戦は昨年同様、ツール・ド・九州から始まる。
昨年この地を襲った台風はラリーの舞台となる林道にも大きな被害をもたらしたが、自治体をはじめ唐津の多くの方々が尽力されて無事に復旧を果たし、開幕の日を迎えられる事になった。
 
唐津でのラリーは2輪駆動部門時代から長年続いている事もあり、市内はラリー関係者を歓迎するムードに包まれていた。
13日には市役所にほど近い唐津市街中心部にある唐津神社でセレモニアルスタートを開催。
神社ということで交通安全の祈願を選手全員が参列して行った後、唐津市長がスタート旗を振って競技が開始された。
 
14日以降、ラリーのスタート&ゴールには唐津競艇場の駐車場が充てられ、また特設SSも設定されたために、2日間で1500人のギャラリーがトップドライバーの走りに魅了されることとなった。
もちろんギャラリーの注目はFIAプロダクションカー世界ラリー選手権(P-WRC)でもトップコンテンダーであり、昨年は全日本ラリーで初めて導入された総合チャンピオンに輝くなど、5年連続チャンピオンを獲得しているADVANのエース・奴田原文雄選手の活躍だ。
奴田原選手はオールターマックのステージに対して、ADVAN A048のSコンパウンドを選択しスタートする。
 
SS1のギャラリーステージでは同じくADVANユーザーである炭山裕矢選手がベストタイム、奴田原選手がセカンドベストをマークするなど絶好のスタートを切ったが、奴田原選手は10kmを超えるSS4のステージ中盤でトラブルに見舞われてしまい、その影響からコースオフを喫して後退。
サービスまでにはあと1本のスペシャルステージ(SS)を走らなければならず、大きなビハインドを背負うこととなった。
 
さらに奴田原選手のチームメイトでありターマックを得意とする松井孝夫選手も、前日の豪雨のためにコース上に一部残っていたウエット部分で足下をすくわれてリタイアとなった。
 
厳しい展開となってしまったADVAN勢だが、サービスで完璧にマシンをリペアされた奴田原選手は午後のステージでベストタイムをマークするなど果敢な追い上げを見せる。
最終的には総合6位まで順位を上げてシリーズを戦う上で大きな意味を持つことになるであろうポイントをしっかり獲得した。
 
また炭山選手はレグ2で設けられたSS距離が短いために、次戦以降をにらんだセットアップをテストするなど、レグ1の総合5位をキープしてラリーをフィニッシュすることとなった。
Driver's Voice
奴田原文雄選手
  【総合 6位/JN4クラス 6位】
やはり今回のコースはインプレッサ向きのコースだと改めて思いました。
 
ただ、レグ1の後半ではタイヤとクルマのマッチングを見直して、サスペンションのセッティングを変更しました。
これでタイヤの性能を引き出すことができ、ベストタイムもマークすることが出来たと思います。
 
前半のトラブルで出遅れてしまいましたが、長いシリーズを考えれば6位という結果を得られたのは幸いだったと思います。 
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
前日に激しい雨が一時的に降ったが、245サイズのSコンパウンドがマッチした。
 
レグ1は一日中快晴の下で行われたが、Sコンパウンドで問題は無かった。
 
ただ、勝負どころと見られた10kmを超える林道SSは、常にコーナーリングを強いられるようなテクニカルコース。
相性から言えば、どちらかというとランサー勢にとっては厳しい戦いとなってしまったようだ。
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