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HOME / MOTORSPORTS / JGC 2007 / Round 7 News Index
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もてぎスーパースラローム in 関東
開催日程
2007年7月29日(日)
開催場所
ツインリンクもてぎ北ショートコース (栃木県)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
気 温
29度 〜 32度
路面温度
30度 〜 45度
参加台数
147台 (ADVAN 28台)
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全日本ジムカーナ選手権第7戦はツインリンクもてぎ内の北ショートコースにて行われた。
外周の中高速コーナーと内周の連続S字の組み合わせというダイナミックなレイアウトで、中盤に180度ターンが1個所だけ置かれたが、全体的にコーナリング主体のコース。
大きなコーナーは高い車速を保ち、連続のS字はリズムを崩さずにいかにトラクションを路面に伝えていくかがポイントとなる。

決勝が行われた29日(日)の午前8時、スタート時には雲が厚かった空も、やがて太陽が顔を出して気温も上昇。
湿度も高くドライバーはこの暑さとも戦わねばならない状況となった。

完全な快晴とならなかったこともあり、路面温度は50度を超えなかったものの、路面には予想以上にタイヤラバーが付着してクルマのコントロール性にも影響を及ぼし、ドライビングによる対処が必要となる場面も出てくる。

そんな中でN1クラスは2連勝中の朝山崇選手(ヴィッツ)が三連勝こそ逃したものの2位表彰台をゲットしてポイント上位を維持、タイトル奪取向けてのに期待が一層高まった。

N3クラスも柴田優作選手(エキシージS)が第3戦の幸田以来となる今季2回目の準優勝を獲得。ランキング争いで上位のライバルとの点差を縮め、残る2戦でのポジションアップを予感させる好走を見せてくれる結果となった。

そしてSCクラスは谷森雅彦選手(ランサー)が1本目でクラス唯一の1分12秒台を叩き出すと、2本目で自己ベストタイムを更新、ライバルを寄せつけない今季最高ともいえる走りを見せて優勝。
この勝利でいち早くシリーズチャンピオンを確定し、谷森選手の全日本チャンピオンは6年連続とさらに記録が伸ばされた。
 
Dクラスは小林キュウテン選手(スズキ隼)が2本目に自己タイムを1秒以上縮めるスーパーラップを刻み、ブッチ切りの1分07秒台でオーバーオールベストをマーク、今季4勝目をあげてポイントリーダーの座に躍り出て、こちらも連続チャンピオン獲得に向けて大きく前進した。
Driver's Voice
谷森雅彦選手  
  【SCクラス優勝 (シリーズチャンピオン確定)】
今シーズンは序盤で1戦負けて、もう負けられないというプレッシャーに悩まされたこともありましたが、前戦で苦手のパイロンコースでハコ車トップのタイムを出せたことが自信となり、この結果につながったのだと思います。
今回も1本目はうまくイメージが描けずスムーズさに欠けましたが、2本目でそれを修正して満足いくタイムが出せました。

※右写真 : もうSCクラスの表彰式ではすっかりお馴染みの光景となった、谷森雅彦選手(右)と鳥居孝成選手(左)のツーショット。
朝山崇選手
  【N1クラス 準優勝】
フロントG/S、リアG/2Sというセットは今回のコースと路面温度にもバッチリで、自分ではスムーズに走れたつもりでしたが、今一歩およびませんでしたね。
 
小林キュウテン選手
  【Dクラス 優勝】
メカニックの一人はこの暑さの中で点滴をしながら頑張ってくれましたし、2本目はタイヤもマシンも僕の走りに十分応えてくれました。
2本目はタイムを更新できると思っていましたが、1秒以上も縮められたのには自分でも驚いています。

※右写真 : 優勝の小林キュウテン選手をはじめ、3位に岡村貴之選手、4位には猪口直幸選手が入って表彰台はADVAN勢が主役になった。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
このコースは路面も滑らかでグリップも高いが、2本目は予想以上に路面にタイヤラバーが付着しており、それをうまく利用できるか、あるいは上手に避けることができたかでタイムに差が出たようだ。
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