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HOME / MOTORSPORTS / JGC 2007 / Round 4 News Index
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SUGO ALL JAPAN GYMKHANA
開催日程
2007年5月20日(日)
開催場所
スポーツランドSUGO
(宮城県)
天 候
曇り 一時 雨 のち 晴れ
路 面
ドライ
気 温
15〜17度
路面温度
15〜32度
参加台数
132台 (ADVAN 28台)
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全日本ジムカーナ第4戦は東北のモータースポーツのメッカ、スポーツランドSUGOが戦いの場となる。
昨年からマルチコースと名を変えたカートコースでタイムを競うが、今年は中速コーナーとターンセクションの組み合わせで、例年に比べてやや短めの設定となった。
それでも前半に島回り+タイトターン、ゴール直前には360 度ターンが設けられ、このターンセクションをいかにスムーズに通過するかが勝負どころだ。

今回はADVAN A050の全日本戦デビューが注目の的。
まだサイズは限られるもののN3およびSA2クラスのRX-7、N4およびSA3クラスのランサー・エボリューションが装着し、パドックではメディアによる選手への取材などが盛んに行われて話題を集めていた。

空模様は若干不安定な要素を残して日曜日のスタートを迎える。
青空を時折雲が隠して気温も上がらず、路面温度も30度を超える程度に留まる。更に一時的ではあるが通り雨がパラついたことで、各選手はタイヤ選択に悩むこととなった。
特にNおよびSAクラスは規則により1本目と2本目ともに同じタイヤを装着することが義務づけられている。そのため出走順との兼ね合いも含めて1本目と2本目のどちらに照準を合わせるかが難しいところとなった。

そんな中でN1クラスは福田大輔選手(ヴィッツ)が第2戦の浅間台に続く2位を獲得。
N4クラスは注目のADVAN A050を履く岡野博史選手(ランサー)が2本目でタイムアップを果たして3位表彰台を手中におさめた。

SA2クラスでは角岡隆志選手(MR2)が3位表彰台と健闘。
またSA3クラスでも"名人"こと森田勝也選手(ランサー)がADVAN A050を装着して初めて臨んだ1本目でトップクラスのタイムを叩き出す。残念ながらパイロンタッチによってペナルティが加算されてしまったものの、ADVAN A050のポテンシャルを見せつける走りを披露した。

スリックタイヤを履くSCクラスは谷森雅彦選手(ランサー)が1本目でブッチ切りの1分01秒台をマーク、2本目では惜しくもタイムアップならなかったものの逃げきって連勝。そして2番手には2本目で谷森選手を上回るタイムを叩き出した西田竜治選手(シティ)が食い込み、ADVAN勢によるワン・ツーを達成。

Dクラスの小林キュウテン選手(スズキ隼)は1本目で唯一の58秒台に入れ、2本目で更なるタイムアップが期待されたが、まさかのエンジントラブルでフィニッシュならず。
それでも2位表彰台を獲得、ポイントランキングの首位を守りきった。


今回はデビュー戦ということもあってADVAN A050にマシンのセットアップを合わせきれなかった部分もあったようだが、実戦で確実な手応えを各選手は掴んだようだ。
次戦・スナガワ以降、マシンとドライバーが一層ADVAN A050のポテンシャルを引き出す走りを見せてくれるであろうことは間違いない。
Driver's Voice
福田大輔選手  
  【N1クラス : 準優勝】
1本目はシャフトトラブルで完走できず2本目のみ1本勝負となりましたが、SUGOでは去年は優勝していますし頑張って走りました。
今年はまだ1勝もできていませんが、なんとか去年の2勝を超える成績を残したいですね。
 
岡野博史選手
  【N4クラス : 3位】
A050 のSをチョイスして走りましたが、2本目もタイムアップできましたし、手応えはありましたね。
今後、さらにデータを分析してADVAN A050のポテンシャルを引き出すことで上位を狙いたいと考えています
 
※右写真
今季2回目となる表彰台を獲得した岡野博史選手。
谷森雅彦選手
  【SCクラス : 優勝】
今回は足回りをリフレッシュして臨みましたが、1本目はスリックタイヤの性能を十分に引き出すことができ、今までにないグリップの良さで走りきれました。
でも、まだ他をぶっち切れるほどの走りができていませんので、もっと攻める方向でドライバーもマシンも煮詰めて、シリーズ後半に臨みたいと思います。

※右写真
各クラスの優勝選手が一同に介しての記念撮影でレースクィーンと思いがけず"接近"して照れ笑いの谷森雅彦選手。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
このコースは路面がサーキット舗装でタイヤ攻撃性は低く、今回は前日の雨で砂やホコリも流れてADVAN A050との相性は悪くはなかった。
この路面なら4WDは25度を超えればSコンパウンドの守備範囲、RX-7は30度を超えればSコンパウンドだが、ちょうどボーダーでやや読みにくい部分もあったようだ。
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