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モンテカルロカップ
ダートトライアル in 広島
開催日程
2007年10月7日(日)
開催場所
テクニックステージタカタ
(広島県)
天 候
晴れ 時々 曇り
路 面
ドライ
参加台数
170台 (ADVAN 31台)
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全日本ダートトライアル選手権最終戦の会場はテクニックステージタカタ。ここは良好な路面状態と中・高速コーナーが主体のレイアウトを持ち、日本を代表するハイスピードなダートコースとして知られている。

2007年シーズンの最終戦となる今回のイベントは2DAYで開催された。前日までは台風15号の接近も心配されたが、公開練習走行が行われた土曜日は好天となり、良好な路面コンディションに恵まれて最終戦にふさわしい絶好のダートラ日和で決勝を迎えた。

決勝コースは例年とは大きく異なるレイアウト。昨年とは異なり、ツイントライアルのスタートゲートが使用され、久々に『キャロッセコーナー』が復活し、超ロングストレートを経てギャラリーの目前を高速ドリフトで駆け抜けるというダイナミックな走りが楽しめるレイアウトとなった。
また、前日の公開練習では敷き詰められていた砂利も公開練習終了後にはきれいに掃け、決勝ヒートでは散水の影響が多少あったものの、第1ヒート中盤から超硬質ドライ路面用タイヤが効いてくる路面が現れてきていた。

シリーズ争いの方はADVANを装着するSA2クラスの荒井信介選手をはじめ、第7戦までに6つのクラスでチャンピオンが確定している。
最終戦ではN1、SC2、Dクラスでチャンピオン争奪戦が展開されたが、SC2クラスではADVANユーザーの鈴木功敏選手にチャンピオン獲得の期待が集まった。

その鈴木選手は期待に応え、第7戦で演じた逆転優勝の勢いをそのままに、第1ヒートをベストタイムでゴール。チョイスしたタイヤは超硬質ドライ用のADVAN A036だったが、散水の影響もなく深い砂利も掃けた第1ヒートの路面を水を得た魚のように駆け抜けた。
刻んだタイムは2位を1秒以上引き離すスーパーベストタイム。

そして迎えた第2ヒート。
慣熟歩行で良好な路面を確認し、タイムアップすることを確信。選んだタイヤは再びADVAN A036。第1ヒートとは前後のタイヤを入れ替えたトライだ。
しかし第2ヒートでは、今回のハイライトとなるギャラリー前の高速コーナーで車体が縦に1回転する転倒を喫してしまった。もちろんドライバーは無事だったが第2ヒートはリタイアとなった。最終戦の結果は青木選手が逆転してウィナーとなったが、鈴木選手は第1ヒートのタイムで2位に残り、シリーズポイントを3点加算した。

そして、最終的なシリーズポイントでは青木選手に3点差をつけて、自身初となるSC2クラスの全日本タイトルを獲得。

また、第7戦でシリーズチャンピオンを確定させているSA2クラスの荒井信介選手は、第1ヒートでコースオフするミスを犯しながらも第2ヒートではキッチリとベストタイムをマーク。
久々に装着したADVAN A036の絶大な威力に十分な手ごたえを感じながら、第2ヒートでは堂々としたチャンピオン・ランを披露した。
 
この他にN車両ではN1クラスの古賀徹選手が4位、N2クラスの三上満宏選手が7位、N3クラスは鈴木信地郎選手が4位、同じく谷津良嗣選手が5位に入り、来シーズンのシードを獲得して2007年シリーズを締めくくった。
Driver's Voice
鈴木功敏選手
  【SC2クラス・2位 (シリーズチャンピオン確定)】
2ヒートとも185/60R15サイズのADVAN A036を装着しました。
第1ヒートでは強烈なグリップ感を得られて、予定どおりトップを獲れました。それで第2ヒートはもっとタイムを詰められると思って挑んだんですが……、ちょっと無理しすぎましたね。
クルマは派手に壊れてしまいましたが、自分の身体は大丈夫です(笑)。2位だったので、カッコ悪いチャンピオンになっちゃいましたね。マシンも6年間走ってくれたので、お疲れさまでした、っていう感じですね。
来年の体制などはまだ未定ですが、違うマシンで新たな挑戦をしようかと考えています。
 
荒井信介選手
  【SA2クラス・優勝 (シリーズチャンピオン)】
2ヒートとも205/65R15サイズのADVAN A036を装着しました。
第1ヒートは勢い余ってコースオフしましたが、その後ゴールまで走りきったら2秒差まで取り戻せたので、これは第2ヒートもイケるなと確信しました。
第2ヒートはフロントに新品タイヤを履かせましたが、少し曇ってきて雨が降るかとハラハラしました。キャロッセコーナーの逆走など久々に豪快なコースレイアウトでしたし、何よりもADVAN A036の強烈なグリップ感を久しぶりに味わえて、今日は思いきり楽しめました。
来年もこのままマシンを熟成させて、SA2クラスで頑張りたいと考えています。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
晴天に恵まれたレースウイーク。土曜日の公開練習は1本走行だったにもかかわらず、コースへ深めに盛られた砂利は、公開練習後にはレコードラインからはきれいに消えていた。
決勝朝の慣熟歩行では多くのドライバーが硬く引き締まった路面を確認し、第1ヒートから超硬質ドライ路面用タイヤの装着を決意させた。
第1ヒートの前半ゼッケンは散水の影響が残ってしまったが、N3クラスあたりから超硬質ドライタイヤが効いてくる路面になった。各クラスのADVANユーザーはこぞってADVAN A036を装着。第1ヒートから好タイムを連発するドライバーが多かった。
良好な路面は第2ヒートでも持続されたが、テクニックステージタカタの超硬質ドライ路面では特徴的なパウダーの影響が多少あったためか、第2ヒートでは滑りやすく感じたという声が多かった。
しかし路面も硬く、よく整備されたテクニックステージタカタの超硬質ドライ路面では、ADVAN A036の装着が正解だったといえる。
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