Your browser does not currently have the Flash Player version 8 that is required to view this site.
Please click here to download the latest Flash Player version.
HOME / MOTORSPORTS / JDC 2007 / DETAIL News Index
ひとつ前に戻る
>> Schedule(Report / Result)  >> TOPICS  >> DETAIL  >> CLASS&MACHINE  >> TIRE
カテゴリー解説
その名の通り、ダート(未舗装)路面が舞台となるダートトライアル競技。その最高峰に位置するのが「全日本ダートトライアル選手権」だ。
 
ダートトライアルとはスピード行事と言われる形態の競技で、サーキットレースとは異なり、基本的に1台ずつが決められたコースでタイムアタックを行う。
 
一日にアタックは2回行われ、いずれか速い方のベストタイムで最終的な順位を決する仕組み。
競技形態としてはジムカーナと同様になるが、路面がダートであることと、開催会場のほとんどが専用のダートトライアルコースとなる点が大きな違いである。
 
会場が専用コースということで、参加のみならず観戦も行いやすいモータースポーツのひとつ。コースサイドの広い土手などを利用した観戦エリアでは、砂利を巻き上げながら豪快にハイスピードで駆け抜けるマシン、コーナーをドリフトでクリアするトップドライバーの妙技を間近にすることが出来る。
 
もっともサーキットのような施設とは少々異なるので、例えば観戦のために折り畳みの椅子や地面に敷くシートを持参するなど、ちょっとした準備は必要。だがトイレなどもきちんと備わっていることが多いので、女性や子供連れでも安心して観戦に訪れることができ、しかも観戦のための入場料はとても安価なので、身近な会場に気軽に足を運んでほしいシリーズだ。
クラス&マシン紹介
駆動方式やエンジン排気量、改造範囲などによって9つのクラスが設定されている全日本ダートトライアル選手権。
 
そのクラス区分と代表的な参戦車種は次の通り。
 
N1 Class
N1クラス
駆動方式 : 2輪駆動
エンジン排気量 : 制限無し

 
改造範囲が厳しく制限されたN1車両の中で、2輪駆動の車種が参戦するクラス。
ホンダインテグラが主流となっているが、少数ながら三菱ミラージュなども参戦。大幅な改造を許されないN1車両、ゆえにバランスを重視したベース車選びがされている結果だろう。
N2 Class
N2クラス
駆動方式 : 4輪駆動
エンジン排気量 : 1,600cc以下

 
小排気量の4輪駆動車が競い合うN2クラス。
主流は1000ccクラスのターボエンジンを搭載した車種だが、そんな中で存在感を見せているのがスズキアルトワークス。
最近脚光を浴びる軽自動車、全日本ダートトライアルは公認競技会で数少ない軽自動車が活躍しているステージだ。
N3 Class
N3クラス
駆動方式 : 4輪駆動
エンジン排気量 : 1,600cc超

 
大排気量&パワーを誇るマシンが競い合うN3クラス。N車両規定ゆえ改造範囲は狭いものの、バランスの良さから改造車クラスを時に上回るタイムを出すこともある激戦区。
ADVANで戦う荒井信介選手は生粋のランサー使い、2006年にシリーズ連覇を果たし、'07年は三年連続王座に期待が高まる。
SA1 Class
SA1クラス
駆動方式 : 2輪駆動
 
SAクラス車両はNクラス車両同様にナンバー付きで公道を走行できる。ただしN車両が性能向上を図るための改造がほとんど許されていないのに対して、SA車両は合法的な範囲で一定の改造をすることが出来る。
2輪駆動車種で競われるSA1クラスにはホンダシビックやトヨタセリカ、日産パルサーなどが参戦している。
SA2 Class
SA2クラス
駆動方式 : 4輪駆動
 
Nクラスに対して、吸排気系や足回りを中心とした改造が許されているSAクラス。いわゆる"合法チューニングカー"と言い換えられるような内容のマシンである。但し、エンジン本体の改造は認められない。
4輪駆動車種で競われるSA2クラスは、やはり三菱ランサーとスバルインプレッサが主流。
新旧モデルが入り混じって毎回激戦を繰り広げている。
SC1 Class
SC1クラス
駆動方式 : 2輪駆動
エンジン排気量 : 制限無し

 
改造車という点ではSAクラスと同じSCクラスだが、その内容は大きく異なる。最大の違いはナンバー付か否かであり、SCクラスはナンバーがつかない競技専用車両となる。
SC1クラスは2輪駆動車が属し、マツダRX-7やホンダインテグラ、ホンダシビックなど個性豊かなスポーツカーたちが競い合っている。
SC2 Class
SC2クラス
駆動方式 : 4輪駆動
エンジン排気量 : 1,600cc以下

 
ナンバー無し改造車であるSCクラス、4輪駆動車はエンジン排気量に応じて更に2つのクラスに分類されている。
そのうち排気量の小さな車種のクラスがSC2。コンパクトなターボエンジン搭載車が主流で、写真のダイハツストーリアを筆頭に、スズキアルトやダイハツミラなどの軽自動車も存在感を見せている。
SC3 Class
No Image...
駆動方式 : 4輪駆動
エンジン排気量 : 1,600cc超

 
SCクラスの4輪駆動車で、排気量が1,600ccを超える車種はSC3クラスに分類される。
ここもやはり三菱ランサーとスバルインプレッサが圧倒的な主流派。
上位争いは毎大会、この2車種がしのぎを削りあっている。
 
D Class
Dクラス
駆動方式 : 制限無し
エンジン排気量 : 制限無し

 
Dクラスは事実上、改造範囲は無制限と言えるクラス。
もちろん安全面から必要なものを備えることなどは義務づけられるが、それ以外はエンジンやボディも含めてほぼ自由。
しかし、例えばエンジンなら闇雲にパワーを上げれば良いという筈も無く、ダート路面で速く走るためのバランスが重要視される。
タイヤ解説
今やダート用タイヤの定番として、プロからアマチュアまで幅広い多くのドライバーから高い支持を集めている「ADVAN A035」。
 
2004年のリニューアルで高められた戦闘力は、全日本ダートトライアル選手権でいえば、2005年と2006年のN3クラスを荒井信介選手が連覇していることでも実証されていると言えるでしょう。
 
このほか、硬質路面に適した「ADVAN A036」、レインなどスリッピーなコンディション用には「ADVAN A031」をラインナップ。
 
マシンのパワーとトルクを確実に路面に伝え、刻々と変化するダート路面をしっかりと捕らえるグリップ力。
そしてコントロール性の高さは、ドライバーが理想とするライントレースを支え、コンマ1秒を競い合う走りで強さを見せています。
ひとつ前に戻る