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THUNDERS DIRT TRIAL
開催日程
2007年6月24日(日)
開催場所
コスモスパーク (京都府)
天 候
路 面
ウェット
参加台数
150台 (ADVAN 25台)
>> Report (レポート)  >> Result (競技結果)  >> Detail (カテゴリー紹介)
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全日本ダートトライアル選手権は初開催となる京都の『コスモスパーク』へと舞台を移して第5戦が開催された。

コスモスパークは、JAF公認競技会以外で使われることが少ないため路面の養生は甘い。
また、硬い部分はすごく硬いが、緩い部分ではさまざまな大きさの石が掘り出されて荒れ方も激しいという路面で、その荒れた部分をうまくクリアできるかどうかで勝負が分かれたようだ。

大会当日は朝から小雨がパラつき、雨が降ったり止んだりする状況。ときには強い降りを見せたため、1本目からコース上には水溜りができてしまう。
そんな雨も昼にはいったん止んだが、結局また降り出し、完全に止むことはなかった。それでも2本目は1本目に比べれば水溜りは少なく、クラスによってはタイムアップが望める状況になった。

すべてのクラスの中で1番最初に出走するN1クラスでは、1本目から雨の影響でシードドライバーが総崩れとなった。
その中で、出走順が早かったドライバーは良い路面状況に恵まれ、ADVANユーザーで4番目に出走していた古賀徹選手もこの機会をうまく利用してベストタイムを残した。
2本目はだれもそのタイムを破ることができず、全日本ダートトライアル初優勝となった。

SA2クラスでは、昨年のN3クラスチャンピオンである荒井信介選手がコンディションの悪さをものともしない強さを見せる。
出走前にタイム計測を行う光電管装置のトラブルでスタートを待たされてしまった荒井選手。その間に雨の降りが激しくなって路面コンディションが悪化してしまい、見守るファンやスタッフをやきもきさせた。

しかし、その逆境をものともせずベストタイムを刻み、2位に1秒以上の大差をつけて完全勝利をおさめ、改めてのその強さとADVANダートタイヤの高性能を見せつけた。
荒井選手は、前日の公開練習ではADVAN A036を装着してブッちぎりのタイムを刻んでいたため、決勝がドライ路面にならなくて残念だとも語っていた。

ちなみにSA2クラスでは、荒井選手と同じクラブに所属するADVANユーザーの岩田賀嗣選手が2位に入賞。
全日本ダートトライアルは今年の福島ラウンドから出場しているランサーエボリューションIX MRを駆る若手だけに今後の活躍にも期待したい。
Driver's Voice
古賀 徹選手
  【N1クラス・優勝】
路面とタイヤがうまくマッチしました。2本とも185/65R14サイズのADVAN A031を装着しましたが、タイトコーナーではピッタリ合うし、中高速コーナーでもアクセルを踏んでいるだけでクルマが前に出るような状況でした。
ここコスモスパークはコースの構成が、地元である九州の三井オートスポーツランドに似ているのです。
コスモスパークは昨日の公開練習で初めて走りましたし、ここでADVAN A031も初めて履きましたから、三井オートスポーツランドのウェット用セッティングを試しました。そしたらバッチリ合いました。
  
荒井信介選手
  【SA2クラス・優勝】
路面は悪かったのですが、その下は硬いので、掘れるけれどもグリップしたという感じですね。
SA2クラスはちょうど雨が激しくなってきたタイミングで、前半ゼッケンはまだ良かったのですが、後半ゼッケンになると路面に水溜りができてヌタヌタが残っていました。
水の下は食う路面だったし、うねりがあったり掘れていたり、初めてのコースだから路面が読めなかったのですが、悪いなりにうまくラインを見つけて走れましたね。
今日は2本とも205/65R15サイズのADVAN A031でいきました。205サイズは今回のコースでは持ちが良くて、コース全域に渡ってグリップを確保することができました。
今回からクスコ製のラリー用サスを装着してきたこともあって、悪い路面でも足がついて来てくれましたね。
 
鈴木功敏選手
  【SC2クラス・準優勝】
2本目ともウェット路面でしたが、2本目はタイムアップできそうな路面になりました。
でも、前半セクションの中間計時地点までの間でミスをしてしまいました。
水溜りに入っていったらギャップがあって、車体が軽いせいか飛ばされてしまったのですよ。それでダメでしたね。
今年はあと3戦ですが、これまで常に入賞圏内にいますので、より表彰台の高いところを狙って次に挑んでいきます。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
雨が降ったり止んだりする状況に加え、至るところに水溜りができるような路面状況の場合は、軟質ダートから泥ねい路まで低ミュー路を守備範囲に持つADVAN A031を選択するのがベストな選択。
特に、水の下の路面に届きやすいパターンを持っているため、水溜りができればできるほどアドバンテージを増すのがADVAN A031の持つ大きな特徴とも言われている。
また、205/65R15サイズには、ランサーなどのハイパワー4輪駆動車に特性を合わせた改良型のA031Aパターンが採用されているため、特に今回のようなウエットながらも硬い路面が隠れているような状況との相性が良い。
今回のSA2クラスでは表彰台を独占しているが、この結果が相性の良さをうまく現しているといえよう。
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