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HOME / MOTORSPORTS / JDC 2007 / Round 4 News Index
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HOKKAIDO DIRT SPECIAL
in SUNAGAWA
開催日程
2007年6月3日(日)
開催場所
オートスポーツランドスナガワ
(北海道)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
参加台数
142台 (ADVAN 23台)
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第4戦を迎えた全日本ダートトライアル選手権は東北から北海道へと舞台を移した。
会場は、北海道を代表する由緒正しいダートコースである『オートスポーツランドスナガワ』のグラベルコース。
ここオートスポーツランドスナガワは、石狩川の河川敷の段丘を利用したコースで、コース幅も広く、4〜5速ギアに入ってしまう長いストレートなどを持つ高速型コース。
しかし、コース幅が広いとはいえ走行できるラインは狭く、河岸段丘という場所の性格上、路面状況も少しずつ変化を続けている。
過去のデータがあまり役に立たず、普段から走行している地元ドライバーに有利な状況ではある。

決勝コースは、上段から下段へ降りて、再び上段へ戻ってゴールする流れ。
スタート直後に長いストレートを走行。そのまま下段へ下りゆるいS字セクションを通過。再び上段へ戻りギャラリーエリアの前を大きな曲率のスラロームで超えて180度ターンを経てゴールするというレイアウトを採用。例年どおりのハイスピード設定となった。

ブーン×4やストーリア×4が多数を占めているN2クラス。
その中でアルトワークスを駆り孤軍奮闘する三上満宏選手が気持ちいい走りを見せ、2位を獲得。
シリーズ争いを考えて第4戦スナガワに賭けていた三上選手。優勝こそ逃したものの久々の上位入賞とあって、終始笑顔を見せていた。

N3クラスでは、第3戦SSパークに続いて、ADVANがサポートする若手ドライバーが活躍した。
福島の谷津良嗣選手が第3位に入り、福岡の鈴木信地郎選手が5位入賞。また関東のベテランドライバーである長谷川一寿選手が6位に入賞。表彰台の半分をADVANユーザーが占めた。

SA2クラスでは、昨年のN3クラスチャンピオンである荒井信介選手の活躍が光り、未だマシンのセットアップを続けている状況ながら、2位を獲得した。
開幕戦丸和の優勝以来、3戦連続2位を獲得した荒井選手。シリーズトップの北島広実選手を逆転するべく、これから反撃が始まる。

SC2クラスでは、第3戦で優勝を得た鈴木功敏選手が3位を獲得。
エンジンパワーも向上しスナガワでの活躍も期待されたがドライビングミスもあって本人は悔しそうな表情も見せていた。
シックリ来ない走りで終えた第4戦だが走らせ方の改良が済めば、今年のシリーズチャンピオンに最も近いドライバーとなるだろう。

次なる第5戦の舞台は京都のコスモスパーク。全日本ダートトライアル選手権は初めて開催されるコースで、現在、路面改良材などで整備を行っているが、超硬質ドライ用タイヤのADVAN A036の性能を充分に活かすことができる固く締まった路面になりつつあるようだ。ドライコンディションになれば、ADVANユーザーの大活躍が期待される。
Driver's Voice
鈴木功敏選手
  【SC2クラス・3位】
2本とも自分のミスで大アンダーステアを出してしまいました。
クルマのパワーは上がりましたから、嬉しくて仕方ないんですが、実はパワーが上がってアクセルコントロールがシビアになっている感じがあります。
タイヤのグリップをきちんと得られるよう、もう少していねいなコントロールを心掛けていくつもりです。
荒井信介選手
  【SA2クラス・準優勝】
今日の2本目は、キレイにブラックマークがつくようなADVAN A036に適した路面は1〜2か所しかありませんでした。
1本目の出走時は気温が低かったので、ADVAN A035のSコンパウンドで行きました。2本目はアドバンA036で行きましたが、いつものようなグッとくる感じがなかった。実は1本目もそんな感じだったのです。
今回も最終出走ドライバーに逆転されてしまいましたが、新しいダンパーなどを試しているので、次回以降で巻き返しを図ろうと思っていますよ!
三上満宏選手
  【N2クラス・準優勝】
ここスナガワは、ライン取りや走らせ方のイメージが自分とピッタリ合う好きなコースです。
昨日の公開練習で走ったときにフカフカの多さが気になったので、本番の1本目はADVAN A031を選択しました。2本目は下が硬い路面だったので安心してアクセルを踏み込めるADVAN A035を選択しました。
コンパクトなアルトは転がりやすいという意識があってどうしても抑えがちになるのですが、ADVAN A035のおかげもあって、安心して踏んで行けました。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
天気は快晴だったものの、1本目はウエット傾向のトレッドパターンを選択する選手が多かった。
それは前日に行われた公開練習が、かなり砂の多い路面を走る設定だったため。
決勝当日のコースレイアウトは大きく変えられたが、前日に走った路面が『滑る』というイメージから、確実なグリップを得られるようにする意識が働いたようだ。

FF系クラスでは、軟質ダートから泥濘地といった低μ路に対応したADVAN A031、また4WD系クラスでは、路面温度が低温時の走行に適したA035のSコンパウンドを多く選択していた。
2本目の前には散水が行われたが、天候も良好で気温も上昇し、適度な風も吹いていたため、その影響はほとんどなかった。
ということで各クラスでは、超硬質ドライ路面に適したADVAN A036を装着する選手が多かった。
しかし、硬い路面の上には思ったほどまだ砂が多く載っていた結果、タイヤの発熱が抑えられてしまい、ADVAN A036が持つ本来の性能を引き出すことが難しい状況となってしまった。
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