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RASCAL SPRING TRIAL
開催日程
2007年4月22日(日)
開催場所
三井オートスポーツランド
(福岡県)
天 候
路 面
ウェット
参加台数
146台 (ADVAN 26台)
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丸和オートランド那須で行われた開幕戦から約1か月のインターバルをおいて、全日本ダートトライアル選手権第2戦「RASCAL SPRING TRIAL IN MITSUI」が福岡県大牟田市にある三井オートスポーランドで行われた。
 
決勝当日の天候はあいにくの雨。
しかも朝から降り続く雨は時折激しさを増すなど、時間を追うごとに路面状況はウエットからヘビーウエットに。
ADVANユーザーのタイヤチョイスは駆動方式や出走順に関係なくADVAN A031となった。
 
今シーズン、SA2クラスへと移籍した昨年のN3クラスチャンピオン荒井信介選手は開幕戦でライバルを圧倒するタイムで優勝。
連勝を狙う荒井選手は205/65R15サイズをチョイスしてコースへと飛び出すが、第1ヒートはエンジンの不調に見舞われる。
それでもベストタイムからコンマ4秒ダウンの2番手タイムをマークした。
 
降り止まない雨にコースのあちこちに水溜まりができるなど、第2ヒート走行時にコンディションはさらに悪化。
そんな中、『第2ヒートはエンジンが水を吸ってしまい吹けなくなってしまった』と荒井選手は大きくタイムダウンしてしまう。
幸い上位陣もこの悪コンディションではタイムを伸ばせず、荒井選手は2位を獲得することとなった。
 
『今シーズンから投入している三菱ランサー・エボリューションIX MRとアドバンA031とのマッチングは問題ありませんでした。しかし今日の結果は走行時の雨の状況に尽きました』と残念な表情を見せたが、依然としてシリーズをリードする。
 
開幕戦を2位とこちらも好スタートを切ったSC2クラスの鈴木功敏選手は185/65R14サイズを履きスタートしていったが第1ヒートで5番手と出遅れた。
『第2ヒートは水溜まりを避けてアウト側のマッディな部分を走行しましたが、アドバンA031はきっちりとグリップしてくれました』とタイムアップを果たした鈴木選手は2位に飛び込み、2戦連続の2位となった。
Driver's Voice
鈴木信地郎選手
  【N3クラス・4位】
第1ヒートは路面状態がまちまちで、ドライビングにバラつきが出てしました。
水溜まりさえできなければ、ADVAN A031には凄くいい路面だったはずです。
 
鈴木良信選手
  【SA1クラス・2位】
ミスもあってリヤタイヤはラインを外すこともありましたが、フロントはラインに残っていたのでADVAN A031は十分なトラクションを発揮してくれました。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
ドライ路面ならADVAN A036がマッチするほどの硬質路面だが、第1ヒートの雨の状況はADVAN A031が十分にカバーできるコンディションだった。
 
しかし、雨が激しくなり走行ラインが見えなくなってしまうほどの水溜まりができてしまうと砂利や泥が飛んでしまい、本来の硬質路面にADVAN A031のトレッドが届くために、ドライビングが難しい部分も見られる展開となった。
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