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JDC Round 1
開催日程
2007年3月25日(日)
開催場所
丸和オートランド那須
(栃木県)
天 候
雨 のち 曇り
路 面
ウェット 〜 ドライ
参加台数
150台 (ADVAN 30台)
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今年の全日本ダートトライアル選手権は、昨年と同様に丸和オートランド那須の『KEN MILLENNIUM CUP』で幕を開けた。
天気予報は"雨のち曇り"。その予報通り、1本目は小雨が降り続く状況だったが、お昼ごろには雨も上がる。2本目には気温も上がり、良好なドライ路面へと推移した。
 
昨年のN3クラスチャンピオンである荒井信介選手は、今年からSA2クラスに移籍。
車両は三菱ランサー・エボリューションIX MRを新たに製作して開幕戦に挑むことになった。チームは昨年までと同様の体制で、SA2クラスでのチャンピオン獲得を誓って迎えた開幕戦である。
 
小雨が降り続く1本目。路面はウェットコンディション。荒井選手のタイヤチョイスは195/65R15サイズのADVAN A031。
ウェットながらも硬い路面が隠れている1本目、路面の感触を確かめながら走行して2番手のタイムをマーク。
 
お昼には雨が上がったものの、出走順の早いクラスではウェット傾向のタイヤを選択していた2本目。
荒井選手の走るSA2クラスの出走開始までには路面もかなり好転。ベストライン上の砂利は掃けていたため、ドライタイヤを選択する状況となった。
 
荒井選手は205/65R15サイズのADVAN 035・Sコンパウンドを選択して逆転を狙う。
SA2シードドライバーたちの直前に出走することになった荒井選手。高速レイアウトの中間計測ではそれまでのタイムを1秒以上上回るベストタイムをマーク。テクニカルな後半セクションもベテランらしい手堅い走りでまとめ、ゴールタイムはそれまでの暫定ベストタイムを3秒以上引き離すスーパーベストを計測した。
 
続くシードドライバーたちは荒井選手のタイムを逆転することが出来ず、2位を1秒以上引き離すベストタイムで荒井選手が逃げきり優勝を獲得。
マシンは新造したばかりでシェイクダウン状態に近かったが、好調なシーズンインとなったことでSA2クラスでのシリーズチャンピオン獲得にも期待が高まるところとなった。
 
第2戦は福岡県の三井オートスポーツランドを舞台に開催される。
天気が良ければADVAN A036がベストマッチする路面となるだけに、荒井選手をはじめとしたADVANユーザーの好成績が期待されるところだ。
Driver's Voice
荒井信介選手
  【SA2クラス・優勝】
SA車両とおっても、まだマフラーを交換した程度なのでN車両みたいな状態です。そういう意味では一所懸命に走りました。
事前にあまり走ることが出来なかったこともあって、1本目で丸和の走りを思い出していたような状態でした。2本目では自分の思い通りに走ることが出来ましたね。
2本目で装着したADVAN A035のSコンパウンドは、今日の路面にベストマッチしていてとても感触が良かったです。
テクニカルセクションでも少々オーバースピードかな、と思っていた状況でもしっかりとブレーキが効いてくれたので、路面の乾き具合がちょうどSコンパウンドに合っていたのでしょう。
とにかく今回の路面はA035というタイヤにベストマッチでした。
 
小川静夫選手
  【N2クラス・優勝】
2年くらい前の丸和オートランド那須でも2位に入った経験があります。
2本目には165/65R13サイズのADVAN A035を装着しましたが、ダブルエントリーして先に走っている堀内隆選手のタイムがあまり良くなかったので不安でした。
しかし、いざスタートしてみると好感触でしたね。
最後にはシードドライバーに逆転されてしまうだろうと思っていたのですが、最後までトップのままで残れたのでラッキーでした。
全日本戦はおよそ6年目になりますが、今回は初めての全日本戦優勝となって嬉しいです。
 
鈴木功敏選手
  【SC2クラス・2位】
今日は思いっきり攻められたので、良い走りをすることが出来ました。
2本目は185/65R15サイズのADVAN A035・Sコンパウンドを装着しました。
路面への食い付きがかなりありましたね。
今年は一所懸命に攻めていこうと思っています。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
1本目は弱い雨が降り続くウェット路面だった。そのためタイヤチョイスは軟質ダートから泥濘地といった低μ路に対応したADVAN A031を装着する選手が多かった。
2本目には雨もあがり、路面も大きな荒れが見られなかったため、出走順の早いクラスでもADVANラインナップの中核を成すA035を装着することとなった。
A035の一部のサイズには、路面温度が低温時の走行に適したSコンパウンドと、高温時の走行に適したMコンパウンドをラインナップしているが、今回の路面ではSコンパウンドを選択する選手が多かった。
しかしN3クラスで5位を獲得した鈴木信地郎選手のようにMコンパウンドでも好感触を得ていることを加味すると、コンパウンドを含め、非対象パターンを持つA035自体のポテンシャルが高いことを証明するリザルトだったと言えるだろう。
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