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HOME / MOTORSPORTS / DRIFT 2009 / EXHIBITION DAY1 News Index
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開催日程 2009年5月23日(土)
開催会場 お台場特設会場 (東京都)
天 候 晴れ (決勝)
路 面 ドライ (決勝)
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今年も東京・お台場の特設会場にて開催されたD1GPのエキシビジョンマッチ「TOKYO DRIFT IN ODAIBA」。2004年より毎年恒例のイベントとして開催されているが、「今回が最後」といわれつつも、これまで続けられている。
今回も、23日(土)と24日(日)のそれぞれ両日に、30名から16名に絞る予選と、追走トーナメントによる決勝が行なわれる。

YOKOHAMAユーザーでは、通算獲得ポイントの上位から順に、熊久保信重、田中一弘、上野高広、斎藤太吾、内海彰乃、岡村和義、山下広一、水畑力、高山健司、織戸学、D1ストリートリーガル2008年チャンピオンの末永直登と、同2007年チャンピオンの松川和也、特別参戦となったイタリア人ドライバーのフェデリコ・シェリフォという、13人のドライバーが参戦。
実に今回、半数近くがYOKOHAMAユーザーということになる。
なお、フェデリコは、かつて熊久保がドライブしていたGDBインプレッサを左ハンドルに改造したマシンを駆る。

5月としては蒸し暑い天候となった23日(土)、昨年と同様のレイアウトのコースで、お昼前に行なわれた予選では、各選手が2回の走行で技を競う。
高山は99.65点という高得点を叩き出し見事2位へ。そして、田中、内海、水畑らも99点超えで、それぞれ5位、6位、7位にて予選を通過。
さらに、SUPER GTのテストのため前日の練習走行に参加できなかった織戸も、99.00点ジャストで10位。
以降、今年からYOKOHAMAユーザーとなった斎藤が11位。前戦でクラッシュしたBMWをあきらめ、急遽、一昨年にアメリカで走らせたソアラを持ち込んだ上野が12位でベスト16に進出した。

一方、2本ともまとめられなかった末永や、1本目にスピンを喫し、2本目も「バリサイ」と見られた熊久保がまさかの敗退。
その他、クラッシュした松川、迫力に欠けた岡村や山下、フェデリコらが惜しくもここで敗退となった。

午後の追走トーナメント、ベスト16では、田中 vs 上野、内海 vs 斎藤、水畑 vs 織戸と、YOKOHAMA対決が3戦も繰り広げられ、それぞれ田中、斎藤、織戸が勝利。
これに佐久間達也を下した高山を加えた4名がベスト8に進出した。

ベスト8の戦い、まずは田中が野村謙と対戦。
1本目、追う野村が1コーナーで寄せすぎてドリフトがもどり、田中にアドバンテージ。2本目を無難にまとめた田中が勝利した。

ゼロクラウンを駆る上り調子の時田雅義と対戦した斎藤は、クラッチにトラブルをかかえており、初戦をなんとか勝ち残ったものの、本調子ではない様子。
1本目、追う斎藤はビタビタに寄せるも、なんと審査席前でスピン。万事休した。

ベスト8の最終戦は、織戸 vs 高山。1本目は両者ミスなくまとめ、ほぼイーブンの判定だったが、2本目、追う織戸が審査席前につっこんで、高山が悲願のベスト4進出を決めた。

ベスト4初戦、田中は古口美範との対戦。
ところが、ウォームアップを終えた田中が、慌しくマシンのボンネットを開けている様子がオーロラビジョンに映し出された。どうやらエキマニが割れてしまったようだ。
ブーストを上げて対処したものの、大幅なパワーダウンを余儀なくされた田中は、古口についていくことができず、勝負の行方は明白だった。

2戦目、時田 vs 高山では、後追い時に高山が痛恨のスピン。
YOKOHAMA勢は、残念ながらベスト4どまりとなった。

高山は、「今日は手ごたえがありました。いけるもんだと思って、自信を持って走れました。
これはひとえにクルマがよくなっているから。去年は予想からずれることが多かったんですが、今年は思ったとおりに走れています。
ベスト4は初めてですが、今日は相手のミスのおかげで勝てただけです。時田とは、攻めて行くつもりで入ろうと思ったら、ミスしてしまいました。
それでも、こんな経験ができたことには大満足です」と謙虚に語った。


(文中敬称略)
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