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DRIFT 2009
/ Round 4
News Index
開催日程
2009年6月28日(日)
開催会場
岡山国際サーキット (岡山県)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
>> Report (レポート)
>> Result (競技結果)
D1史上初めてのデュアルファイナルイベントとなった岡山国際サーキット。
前日開催されたシリーズ第3戦に続いて、日曜日には第4戦が行われた。
天気予報では雨の心配も一時はされた日曜日の第4戦だったが、本番当日を迎えてみると岡山国際サーキットは朝から眩しい日射しが照りつける青空に恵まれた。
気温は前日を上回る勢いでグングン上昇、お昼前には30度を超えて二日連続で猛暑の中での戦いとなった。
好天にも誘われたか、岡山国際サーキットには早朝から大勢のドリフトファンが来場。
審査区間となる1コーナーから2コーナーにかけてのアウト側のスタンド席はもちろん、スタートから1コーナーへのハイスピードな飛び込みを堪能できるメインスタンドも満員御礼の状態。
さらに、昨年はなかった試みとして設けられたのがストレートエンドから1コーナーにかけてイン側に設けられた"激感エリア"。
立ち見席になるものの、豪快なドリフトを繰り出すマシンとの距離感は圧倒的に近く、このエリアも大人気となった。
審査区間は前日の第4戦と同じく1コーナーから2コーナーにかけてもエリアとなるが、第4戦ではスタート位置が40mほど後ろに下げられたため、第3戦よりも進入スピードがアップ。
より迫力を増したドリフトが繰り出される一方で、勢い余ってコースアウトを喫してしまうマシンも続出した。
土曜日の第3戦では今年デビューしたADVAN NEOVA AD08がD1国内シリーズで初優勝。
勢いに乗るYOKOHAMA勢から第4戦では、前日優勝を飾った斎藤太吾(マークII)を筆頭に、水畑力(シルビア)、松井有紀夫(180SX)、藤中学(RX-7)、熊久保信重(ランサー)、岡村和義(シルビア)の6選手がベスト16追走トーナメントへの進出を果たした。
追走1回戦、2組目に登場したのは松井。2007年の開幕戦・エビス以来久しぶりのベスト16勝ち残りを果たした松井は、手塚強との対戦カード。
1本目、後追いの松井は手塚にガッチリと食らいついて1コーナーに飛び込んでいくも、勢い余ってタイヤをダートに落としてしまいアドバンテージを奪われる。
先行に転じた2本目、松井はひるむことなく再びハイスピードで1コーナーへと飛び込んだが、残念ながら再びダートにオーバーランしてしまい、ベスト8進出を果たすには至らなかった。
3組目は熊久保が水畑と対戦するYOKOHAMA勢同士の対決。
注目が集まったカードとなったが、1本目で水畑のマシンにトラブルが発生してしまい走行を途中で断念。熊久保がベスト8進出となった。
続く4組目では岡村が佐久間達也と対戦。
後追いの1本目では1コーナーで外に膨らんで姿勢を乱した佐久間に対して、岡村はしっかり角度をつけながらラインをキープ、佐久間をパスして前に出る。
アドバンテージを奪って先行で臨んだ2本目もミスなくまとめた岡村は、快勝で勝ち抜けを決めた。
このほかのYOKOHAMA勢は時田雅義と対戦した斎藤、今村陽一と対戦した藤中がともに惜敗を喫してしまい、ベスト8には岡村と熊久保の2名が勝ち残った。
その岡村と熊久保がベスト8の2組目で直接対決。
まずは熊久保が先行、ランサーエボリューション]をハイスピードな進入で豪快に振り出すと、岡村も一歩も譲らず同時に振り出してピタリと追走。
そのまま1コーナーを抜けて2コーナーに向かう振り返しも同じタイミングで追う岡村、追走を得意とする熊久保のお株を奪うかのような見事な走りを披露して裁定はイーブン。
前後を入れ替えた2本目も両者ともに一歩も譲らない走りを繰り出してスタンドを埋めた観客から歓声を集め、勝負はサドンデスに持ち越しとなった。
サドンデス1本目、再び先行にまわった熊久保に対して、後追いの岡村は再びピッタリと追走して全く互角の戦い。
そしてサドンデス2本目、観客のボルテージも最高潮に達する中で繰り広げられた両者の熱い走りは、後追いにまわった熊久保が若干のアドバンテージという裁定になり、ベスト4に駒を進める結果となった。
YOKOHAMA勢で唯一ベスト4入りを果たした熊久保、その対戦相手は手塚。
1本目、後追いの熊久保は審査コーナー前で若干戻してしまうミスを犯してしまいアドバンテージを奪われてしまう。
先行に転じた2本目、ストレートから豪快に振り出して1コーナーにアプローチした熊久保だったが、姿勢を乱してインを塞ぐ形になってしまった。
この結果、残念ながら熊久保はベスト4で敗退となってしまった。
灼熱の一戦となった第4戦、惜しくもYOKOHAMA勢は熊久保の4位が最上位というリザルトになったが、タイヤにも過酷な暑さの中で特に熊久保 vs 岡村の対戦にも象徴されるように、ADVAN NEOVA AD08が高いパフォーマンスを見せて大勢の観客を魅了した。
(文中敬称略)