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HOME / MOTORSPORTS / DRIFT 2008 / EXHIBITION MATCH News Index
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開催日程 2008年6月7日(土) 〜 8日(日)
開催会場 お台場特設会場 (東京都)
天 候 曇り (土曜・日曜とも)
路 面 ドライ (土曜・日曜とも)
>> Report (レポート)  >> Result (競技結果)
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3年ぶりに東京・お台場に帰ってきたD1GPエキシビジョンマッチが、6月7日(土)と8日(日)の2日間にわたって、「TOKYO DRIFT」と銘打って開催され、2日間それぞれにおいて予選〜決勝ま
でが行なわれた。

YOKOHAMAサポート選手では、熊久保信重、谷口信輝、吉岡稔記、田中一弘、上野高広、内海彰乃、岡村和義、末永直登、廣田友和、水畑力らがエントリー。谷口は今回もスポット参戦。吉岡はニューマシンSC430を投入し、異色のマシンに注目が集まった。

初日の予選では、99.90点をマークした熊久保を筆頭に、谷口、岡村、内海が追走トーナメントに勝ち残った。
初戦、内海と手塚強の対戦では、内海が手塚に接触されてコンクリートウォールにヒットしてしまい、手塚の失格負けで内海がベスト8に進出。岡村は惜しくも古口との対戦で敗退を喫したが、YOKOHAMA歴代チャンピオン対決となった熊久保 vs 谷口では、接戦を熊久保が制した。

ベスト8、内海は前戦でのマシンのダメージによる影響もあって川畑真人に無念の敗退。熊久保は野村を下しベスト4に勝ち残った。
そして熊久保は、準決勝、決勝と、今村陽一、末永正雄ら強豪をともにたび重なるサドンデスの末に破り、うれしいお台場戦の優勝者となった。

熊久保は、「こうした場で、みなさんの声援があったおかげで、いい追走を見せることができました。そして、相手が素晴らしかったおかげで、自分の最高の追走ができたと思っています」とうれしそうに語った。


迎えた2日目。翌日も走るために、前日はやや抑えめに走っている選手が多かったようだが、この日はどの選手も全開モード。予選ではなんと10名の選手が100点を獲得するという前代未聞の展開となった。
YOKOHAMA勢では、谷口が2位につけたほか、廣田も100点で6位、内海は99.90点という高得点を出しつつも16位とギリギリ通過。

追走トーナメントの初戦は、内海がドリフト侍と対戦。後追い時に内海にややドリフトがもどり敗退。内海は、「みんなが喜んでくれる走りができたと思うので、満足です」と語った。

これまで単走でいい走りを披露しつつも、追走トーナメントでは一度も勝ったことのなく、初勝利が期待された廣田は、古口美範と対戦。しかし、廣田は残念ながらミスが目立ってしまい敗退。廣田は、「もっと精神修行が必要ですね」と悔しそうだった。

谷口はここまで、より戦闘力の高い2号機で走っていたが、「3Lなので低速トルクがあって乗りやすいし、追リアのすっぽ抜け感が1号機のほうが少ないので、安心して走れる」と、急きょ1号機を駆り出し、平岡と対戦した。
1本の練習走行のみでマシンの感触をつかまなければならないという難しい状況ではあったが、1本目を確実に決めた谷口にアドバンテージ。しかし2本目、先行の平岡が1コーナーでイン側にはみ出し鉄柵にヒットしマシンが大破。谷口は労せずしてベスト8に勝ち上がった。

ベスト8、谷口は手塚と対戦。1本目、「観客に男らしい走り見せたい」と意気込んでいた谷口は、1コーナーの飛び込みで角度、ラインともに先行する手塚に勝り、谷口優位かと思われた。
ところが、4コーナーでミスし失速した手塚を谷口が避けようとしたところを、審査席から遠いため、よく見えなかったのか「インチョロ」とみなされてしまい、手塚優位の判定に。これが影響し、2本目は五分だったのだが、谷口は惜しくもベスト8で敗退となってしまった。

なお、2日目は今村が優勝を挙げた。初日は熊久保が勝利したものの、YOKOHAMA勢にとってやや不本意な2日目の結果となってしまったが、気持ちをリフレッシュし、月末の岡山戦に期待したいところである。


(文中敬称略)
CIRCUIT
従来のお台場戦に比べて、助走区間が短くされるとともに、後半のコースレイアウトが変わった。
審査ポイントは、直線のアウトいっぱいから、できるだけ短時間で振り出し、審査席の少し先をめがけて飛ばしてくること。ただし、サイドブレーキでの減速は、あまり何回も使ったり、長く使ったりすると減点の対象となる。

クリップを1.5mぐらいはずして、小さくならないように回り、2コーナーへはコース幅の中央あたりからアプローチすること。2コーナーと4コーナーでは指定の位置でクリップにつけること。
その中で、直線をフル加速し、十分にスピードと角度を持ったドリフトをしなければいけない。あまり早くにインにつかず、しかもアウトに流されず、インにつきすぎず、というラインが望まれる。
審査でとくに重要なのは、やはり1コーナーへの飛び込み。ここでほぼ勝負が決まる。

お台場は通常のサーキットとちがってエスケープゾーンがないため、スポンジバリアや、その先のコンクリートウォールにヒットする選手が続出。しかし、クラッシュのせいで走れなくなった選手はほとんどいなかった。
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