■PN2クラス : 志賀野浩 選手
志賀野浩選手は、すでにジムカーナ歴は20年以上というベテランドライバーだ。2002年よりEK9シビックのステアリングを握って関東ジムカーナ選手権に参戦。'03年のJAFカップでA2クラス2位に入ったことで全日本戦への参戦を決意。'05年には全日本選手権のSA1チャンピオンも獲得した。その志賀野選手は、昨年からマシンをZ34型の日産・フェアレディZに変更し、PN2クラスに参戦している。
「ずっと排気量1,600cc以下のマシンでジムカーナをやってきたので、そろそろ大きいクルマでジムカーナをやってみたいと思いZ34を選びました」と語る志賀野選手だが、たまたまPN部門という低コストで参戦できるクラスが設立されたこともきっかけだ。また、改造範囲が狭いだけに、よりイコールコンディションで戦えるのも魅力だった。
「ジムカーナはそういう改造範囲の狭い車両でもクルマを限界まで動かすことができるのが魅力ですね。それに運転以外にもいろんな方と知り合えた。協力してくれる人もたくさんいて、もう続けるのが当然という感じですよ(笑)」
笑顔で語ってくれる志賀野選手だが、その言葉どおりこれからもジムカーナを続けていくことが将来の目標だと言う。ぜひいつまでもジムカーナに参戦し、さらに好成績も残してほしいものだ。