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WTCC|FIA世界ツーリングカー選手権
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>> 日程・レポート・結果表 >> 2009年のWTCC >> WTCCを戦うタイヤ
>> 参戦車両の概要 >> 主な参戦車種
Preview|次戦のプレビュー
2度目の日本上陸を果たしたWTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)は、いよいよこの週末にマカオで最終戦を迎える。
伝統ある市街地コースでの一戦であるマカオグランプリは2005年のシリーズ発足以来、WTCCがインターナショナルF3と並ぶメインレースになっている。
そして現在では両者ともにADVANがワンメイクタイヤに指定されているカテゴリー、ツーリングカーとフォーミュラそれぞれで高い性能を発揮するADVANレーシングタイヤがエキサイティングなレースを支えている。

先の岡山大会ではBMW勢が2レースともにワン・ツー・フィニッシュを飾ったのに対して、シリーズランキングリーダーであるセアトのガブリエレ・タルクィーニ選手にとっては厳しい展開となってしまった。

表彰台に全く登れなかったことタルクィーニ選手に対して、僚友のイヴァン・ミューラー選手は第1レースこそ4位だったものの第2レースでは3位表彰台を獲得。
そしてこの両選手とともにドライバーズタイトルの可能性を残しているBMWのアウグスト・ファルファス選手は第2レースで優勝を飾って逆転王座への望みをつないだ。
マカオを迎えるにあたってのランキングはタルクィーニ選手がトップを堅守しているものの、2位のミューラー選手とは僅かに2点差。そして3番手のファルファス選手との差も13点に縮まっている。

市街地という特有の環境が舞台となるマカオ、過去の戦績を見るとBMW勢が強さを見せてきていた。しかし昨年の最終戦は2レースをともにシボレーが制してラセッティが有終の美を飾っている。
さらに過去をさかのぼっても、セアトがマカオで優勝を飾ったことが一度も無いという意外な事実につきあたるのだ。

しかし、マカオグランプリは単純に過去のデータだけで語れないレースであることも事実。
アクシデントの発生を避けることはまず出来ないサバイバルレースとなることが必至のマカオ、果たして最後に笑うのは誰になるのかチェッカーまで目を離すことは出来ないだろう。

そしてドライバーズタイトル争い以上に白熱しているのがマニュファクチャラータイトルの争い。
岡山で好成績を残したBMWがトップのセアトに3点差にまで肉薄、BMWとしては昨年セアトに奪われた栄冠を取り戻すために、U.K./Germany/Italy-Spainの各チームが一致団結した戦いぶりを見せてくれることになる。
対するセアトとしては前述の通り勝ち星の無いマカオ、初優勝を飾って二年連続のマニュファクチャラータイトルを手中におさめたいところだろうが、こちらの戦いも要注目だ。

なお日本人ドライバーは、岡山に参戦した谷口信輝選手と昨年に続いてのマカオ参戦となる青木孝行選手がエントリー。この二人の活躍にも大いに期待したいところである。
 
 
第23戦&第24戦(マカオ) 補正ウェイト
車種 ラップタイム差 補正ウェイト
BMW E90 320si +0.2 40kg (±0kg)
BMW E90 320si GBS +1.3 -20kg (±0kg)
シボレー・クルーズ LT +0.6 10kg (-20kg)
ラーダ・プリオラ +1.6 -20kg (±0kg)
セアト・レオン TDI (ディーゼルエンジン) +0.0 40kg (±0kg)
セアト・レオン TFSI (ガソリンエンジン) +1.1 -20kg (-20kg)
※BMW E90 320si GBS : シーケンシャルギアボックス装着車。
※補正ウエイト欄のカッコ内は前回大会との増減差。
 
 


RANKING|ランキング
【選手権ポイントランキング (第22戦終了時点)】
順位 No. ドライバー 車 輛 ポイント
1 2 ガブリエレ・タルクィーニ セアト・レオン 2.0 TDI 115
2 1 イヴァン・ミューラー セアト・レオン 2.0 TDI 113
3 8 アウグスト・ファルファス BMW 320si 102
4 6 アンディ・プリオール BMW 320si 84
5 11 ロブ・ハフ シボレー・クルーズ LT 69
6 7 ヨルグ・ミュラー BMW 320si 66
7 3 リカルド・リデル セアト・レオン 2.0 TDI 64
8 4 ジョルディ・ジェネ セアト・レオン 2.0 TDI 39
9 12 アラン・メニュ シボレー・クルーズ LT 36
10 10 セルジオ・ヘルナンデス BMW 320si 36
11 5 ティアゴ・モンテイロ セアト・レオン 2.0 TDI 36
12 9 アレッサンドロ・ザナルディ BMW 320si 31
13 14 ニコラ・ラリーニ シボレー・クルーズ 25
14 21 トム・コロネル セアト・レオン 2.0 TFSI 15
15 23 フェリックス・ポルテイロ BMW 320si 10
16 25 フランツ・エングストラー BMW 320si 7
17 36 ジェームス・トンプソン ラーダ・プリオラ 6
18 27 ステファノ・ディアステ BMW 320si 3
18 29 エリック・ケイヨール セアト・レオン 2.0 TFSI 1



【YOKOHAMAインディペンデントトロフィー ポイントランキング (第22戦終了時点)】
順位 No. ドライバー 車 輛 ポイント
1 21 トム・コロネル セアト・レオン 2.0 TFSI 212
2 23 フェリックス・ポルテイロ BMW 320si 182
3 27 ステファノ・デ・アステ BMW 320si 137
4 25 フランツ・エングストラー BMW 320si 132
5 22 トム・ボードマン セアト・レオン 2.0 TFSI 87
6 26 クリスチャン・ポールセン BMW 320si 42
7 28 マリン・コーラック セアト・レオン 2.0 TFSI 31
8 30 メルディ・ベナニ セアト・レオン 2.0 TFSI 30
9 31 ヴィト・ポスティリオーネ BMW 320si 24
10 29 エリック・ケイヨール セアト・レオン 2.0 TFSI 18
11 38 フィリップ・ゲイペル BMW 320si 15
12 24 ジョージ・タネヴ BMW 320si 12
13 50 荒  聖 治 BMW 320si 9
14 35 ディエゴ・プヨ BMW 320si 8
15 32 ティム・コロネル セアト・レオン 2.0 TFSI 7
16 33 ルーセント・カズナーヴ BMW 320si 6
17 47 J-P・デ・オリベイラ セアト・レオン 2.0 TFSI 4
17 41 ジャン・マリー・クレーレ セアト・レオン 2.0 TFSI 4
19 49 谷口 信輝 BMW 320si 3
20 48 加納 政樹 BMW 320si 3
21 42 マイケル・ニュキェア シボレー・ラセッティ 2
21 45 アンドレア・ラリーニ セアト・レオン TFSI 2
23 37 ノルベルト・ミケリス セアト・レオン 2.0 TFSI 2
23 46 ファビオ・ファビアーニ BMW 320si 2
25 43 ジェイソン・ワット セアト・レオン 2.0 TFSI 1
25 51 ヘンリー・ホー BMW 320si 1

Circuit|サーキット紹介
マカオ・ギアサーキット
マカオ・ギアサーキット(マカオ/中国)

歴史と伝統を誇るマカオグランプリの舞台は、市街地の一般公道を封鎖して作られる特設コースが舞台となる。
香港とマカオを結ぶフェリーのターミナルを降りると目に入ってくるのがコントロールタワー、海側のストレートは幅広いバイパス路といった感じのコースだ。

しかしほぼ直角に右にターンするコーナーがドライバーを待ち受ける。ここが有名なリスボアコーナー、多重クラッシュの名所。特にスタート直後のオープニングラップは、激しい飛び込み合戦が繰り広げられる。

この先はタイトな山側区間、道幅的に追い越しが出来ない区間もあるために、どうしてもリスボアコーナーではひとつでも前のポジションにつけたいのがドライバーの心理である。
ほぼUターンに近いメルコヘアピンを過ぎると山側区間も終わり、左手に海を見ながら再びバイパス状の広い道を駆け抜ける、一周6.117kmのコース。

FIA Super-2000マシンのベストタイムは、昨年の予選でシボレーのアラン・メニュ選手がマークした2分30秒285(平均車速146.60km/h)、決勝のファステストラップは2007年にセアトのガブリエレ・タルクィーニ選手による2分32秒517(平均車速144.45km/h)となっている。
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