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今季から採用されている2ヒート方式の公式予選では、第2ヒート進出の権利を獲得した10台のうち、6台をBMWが占めた。
そして決勝第1レース(第11戦)のスターティンググリッドを賭けた公式予選第2ヒートは、終盤に激しいアタック合戦が展開されて観客を魅了する。
0.1秒どころか、0.01秒単位での世界選手権らしいハイレベルな予選を制したのは、前戦スペインラウンドでBMW勢として今季初優勝を飾っているBMW
Team Germanyのアウグスト・ファルファス選手。
BMW Team UKのアンディ・プリオール選手を0.04秒という僅差で抑え、堂々のポールポジション獲得となった。
ファルファス選手とプリオール選手、フロントローを獲得していた二人が戦列から消えて再開されたレース、リ・スタートから間もなくしてトップを奪ったのはBMW
Team Italy-Spainのアレッサンドロ・ザナルディ選手。
トップに立ったザナルディ選手は徐々にリードを拡げていき、昨年のここブルノ以来となる優勝を飾ることに成功した。
また、7番手のグリッドからスタートしたBMW Team Germanyのヨルグ・ミュラー選手は驚異的な追い上げを披露。
周回毎にポジションを上げる勢いで、最後はザナルディ選手に続く2位でチェッカードフラッグを受けてBMW勢がワン・ツー・フィニッシュという好成績をおさめた。
好スタートを見せて1コーナーでトップを奪ったのはポルテイロ選手。さらに後方では5番手スタートのセルジオ・ヘルナンデス選手も見事なスタートでポジションを上げて3周目には2番手に躍進。
昨年まではインディペンデントトロフィークラスで参戦していたヘルナンデス選手、今季はBMW
Team Italy-Spainに移籍してマニュファクチャラー勢の一角を占める25歳の若手ドライバーは、この後もファンを魅了する素晴らしい走りを披露していく。