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HOME / MOTORSPORTS / WTCC 2009 / Round 3 and 4 News Index
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WTCC Round 3&4
開催日程
2009年3月20日(金)
〜22日(日)
開催場所
プエブラ(メキシコ)
天 候
第3戦 : 晴れ
第4戦 : 晴れ
路 面
第3戦 : ドライ
第4戦 : ドライ
決勝周回数
第3戦 : 16周
第4戦 : 16周
(コース : 3,240m)
>> Report (レポート)  >> Result (競技結果)  >> Detail (カテゴリー紹介)
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ブラジルでシーズンインした2009年のWTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)は、一週間のインターバルをはさんで戦いの地をメキシコに移す。
標高2,000mを超える高地というロケーションのプエブラ・サーキットが第3戦&第4戦の舞台だ。

セアト勢の圧勝に終わった開幕戦だったが、金曜日のテストセッションではセアトのリカルド・リデル選手が2階ともにトップタイムをマーク。しかも1回目のセッションでは上位4位までをセアト勢が独占する。
しかし2回目にはBMW勢も反撃、トップタイムを奪うことは叶わなかったものの、アウグスト・ファルファス選手が2番手、ヨルグ・ミュラー選手が3番手につけた。

そして迎えた土曜日の公式予選。
今季から変更された予選スタイルにより、まずはベストタイム順のトップ10を選び出すクオリファイ1が行われる。
ここでもセアト勢とBMW勢が拮抗した実力を見せ合う結果になり、トップタイムはファルファス選手、2番手にはセアトのガブリエレ・タルクィーニ選手。以下、セアトとBMWが交互にポジションを分け合うようなリザルトとなり、両車がトップ10を独占した。
また強豪のマニュファクチャラー勢に加えて、10番手にはインディペンデント部門のポルテイロ選手が食い込んで、クオリファイ2への進出を果たした。

クオリファイ2ではBMW勢が躍進、結果として第3戦決勝のポールポジションを獲得したのはファルファス選手、これにプリオール選手が続いてBMW勢がフロントローを独占した。

日曜日になり、まずはシリーズ第3戦の決勝が行われる。
スタートと同時に前を行く2台のBMWに容赦なく襲いかかったのはセアト勢、オープニングラップの半ばでリカルド・リデル選手がトップの座を奪い取る。

後方ではBMW勢に残るセアト勢、さらにはシボレー勢も加わって激しいポジション争いが展開されていくが、一度トップに立ったリデル選手のポジションは周回毎に確固たるものへと変わっていく。

結果的にはBMW勢もファルファス選手とプリオール選手が表彰台を獲得したが、今回もまた開幕戦に続いて優勝はセアトの手にわたり、リカルド・リデル選手が表彰台の中央に立つこととなった。
YOKOHAMAインディペンデントトロフィーはスクーデリア・プロチームのフェリックス・ポルテイロ選手がウィナーとなり、これで開幕から3戦連続で表彰台を勝ち取った。


インターバルを挟んで迎えた第4戦。
リバースグリッドによりポールポジションにはシボレーのニコラ・ラリーニ選手が着いた。
しかしラリーニ選手はスタートで失敗、序盤から混戦模様が色濃い展開となっていく。

中盤を迎えるころには緒戦から新車を投入しているシボレー勢が徐々に遅れだし、またもやレースはセアト vs BMWという構図の戦いになっていく。
そしてレースは一層熱を帯びていき、激しいポジション争いは時に接触も辞さないというWTCCらしいアグレッシブな展開に。

気になるトップ争いは8周目にイヴァン・ミューラー選手がトップの座を奪い、これをBMWのプリオール選手が猛追する終盤の展開に。
しかしプリオール選手がミューラー選手を逆転することは叶わず、ブラジルでの開幕戦に続いて早くも今季2勝目を飾る結果となった。

またYOKOHAMAインディペンデントトロフィーは今回もフェリックス・ポルテイロ選手が制して強さを見せた。

WTCCはこの後、少々長いインターバルを経てヨーロッパラウンドに移る。
次戦は5月3日に開催されるマラケシュ戦。WTCC初上陸、久しぶりの世界選手権レース開催となるモロッコでの一戦だ。
これまでの二大会の結果を反映した補正ウェイト制度がモロッコからは稼働することになるので、セアトの独走は難しい展開になることも予想される。
Driver's Voice
リカルド・リデル選手
 【今回の成績 : 第3戦 優勝】
この週末は優勝と3位表彰台という結果を獲得して、とてもよいものになりました。私自身は開幕からの4戦全てで表彰台を獲得し続けることも出来ています。
またマニュファクチャラーとしてのセアトにとっても、今回の結果は素晴らしいものになりました。
なぜなら予選の結果にも現れているように、メキシコ・プエブラはBMWが速さを見せていたからです。そんなプエブラで優勝を独占出来た事はマニュファクチャラータイトル争いにとって大きなものとなりました。

フェリックス・ポルテイロ選手
 【今回の成績 : 第3戦/第4戦 インディペンデント部門 優勝】
私はこれで開幕からの4レース全てでインディペンデントトロフィーの優勝を飾る事ができました。
しかし今日の第1レース(第3戦)は決して簡単なものではありませんでした。スタートは上手くいったのですが、他車との接触で大きく順位を下げざるを得ませんでした。
しかし幸いに車のダメージはほとんど無かったので、再びポジションを回復することができました。
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