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All Japan Dirt-Trial JAF-CUP
開催日程
2009年11月8日(日)
開催場所
テクニックステージ・タカタ
(広島県)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
参加台数
153台
(ADVAN装着車 24台)
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全日本ダートトライアル選手権のシリーズ10位以内と、各地区の選手権6位以内の入賞者によって争われるJAFカップオールジャパンダートトライアルが、広島県のテクニックステージタカタで行われた。
参加資格にもあるとおり、全日本と全国地区戦のトップ選手のみが出場できる大会だ。
ハイスピードテクニカルコースとして人気のテクニックステージタカタが会場ということもあり、153人のダートラ選手が集まった。

SA1クラスで速さを見せたのは、三菱FTOを駆る山下貴史選手。
昨年の栃木県の丸和オートランド那須で行われたJAFカップでも速さを見せ優勝。連覇のかかる今回、1本目2位につけた山下。2本目に3秒近くタイムアップしたものの、届かず惜しくも2位に終わる。
「1本目にADVAN A035、2本目にADVAN A036を履きました。1本目が終わって慣熟歩行したときには、キレイに砂利が掃けていたんです。だけど走行するときには、前半部分で思っていた以上に砂利が浮いていました。」

今シーズン全日本に6戦参加したが、最高位は4位と振るわなかった。
「原因が分かったんですよ。駆動系をチェックしたら明らかに速くなった。ことしは上に行く予定だったんですけど(笑)。これで常連組とそこそこ争える状態になったことが分かりました。あとは家族の理解があれば、来年の全日本にでられますね。それが一番重要ですから」と山下。来年の活躍に期待しよう。

SA2クラス表彰式では、アナウンサーから「ついにダートラにも、こんな時代がやって来てしまいました!」と紹介された浜孝佳選手。メロンブックスアドバンランサーを駆り、今シーズン全日本ダートラやラリーで話題を集めた痛車のマシンだ。

今回のイベントで最多となる25台を集めたSA2クラス。全日本チャンピオンの荒井信介選手は今回不参加。ここタカタをホームコースとする浜選手にとっては、ぜひとも優勝を狙いたいところ。
1分52秒063を叩き出しトップに立った浜選手。2本目にはADVAN A036に履き替え1分49秒803までタイムを伸ばす。これにはライバルたちも追いつくことができず、SA2クラスただ一人の40秒台で優勝を飾った。

「全日本はシリーズ11位、地区戦は15位だったんで今回は主催者推薦枠で出場させてもらいました。JAFカップは2007年と合わせて2回目の優勝です。
ADVAN A036とはすごく相性が良くて、今まで入賞したときはいつもA036を履いてるんですよ。
来年は特に一つのシリーズを追うということは考えてないんですよ。ジムカーナにも友達が多いんで、誘われたら出たいですね。ジムカーナのテクニックをダートラに応用したり、その逆も可能だと思うんですよ。こんな経済状況もありますし、雑色系で楽しむ年にしたいですね。」
萌え系キャラにダートラという組み合わせが、ミスマッチな魅力を生んだ浜選手のクルマ。来場者に配るノベルティグッズが入った『メロン箱』は、どこの会場でもあっという間に無くなるほどの注目を集めた。

昨年の全日本ラリーJN1クラスのチャンピオン獲得に続き、今回のビックタイトル獲得で新たなファン層獲得に弾みをつけた。この後、浜選手は全日本ラリー最終戦にも出場する。

これで今シーズンダートラのビックイベントは全て終了。新たな選手の台頭も目立ったADVANユーザー。来年の活躍に期待しよう。
Driver's Voice
浜孝佳 選手
 【今回の成績 : SA2クラス 優勝】
タカタの路面は2本目表面の砂利が掃けたあと、硬い部分にパウダーが乗って滑ってしまうことがあるんですよ。
今回も2本目の1コーナーは滑ってビックリしました。そういった部分を抑えて走ったのがタイムが出た要因だと思います。


山下貴史 選手
 【今回の成績 : SA1クラス 2位】
2本目に散水が入っても路面がなかなか乾かない。前はブラックマークがつくほど硬い路面だったので、ADVAN A036がドンピシャだったですが・・・。
A035Mという選択肢もあったかもしれませんが、A036を選ぶか微妙な状況ではありましたね。
Technical Information
コースオーナーによる丹念な路面作りから、全日本選手権でも選手との路面の読み合いとなることが多いテクニックステージタカタ。今回はドライコンディションということもあり2本目タイムアップを目指し硬質路面用のADVAN A036を選択する選手が大半だった。
浜選手や山下選手の地元勢さえ手こずる路面状況。硬質路面でも砂利やパウダーが浮いた部分はきっちりと抑え、掃けた部分はADVAN A036のグリップ力を生かす走りが求められたようだ。
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