日本におけるツーリングカーレースのトップカテゴリーであり、圧倒的な人気を誇っているSUPER
GT。
1993年に発足した全日本GT選手権を原点としており、2005年からはSUPER GTに発展。このSUPER
GTの記念すべき第1戦のウィナーはADVANを装着する「イクリプスADVANスープラ」であった。
2名のドライバー(鈴鹿1000kmは最大3名)が1台のマシンを駆り、300kmの決勝を競い合う。ただし8月の鈴鹿ラウンドは伝統の1000km、5月の富士ラウンドは500kmの長丁場とされ、耐久色が濃くなっている。
マシンは大幅な改造が認められており、国内外のスポーツカーがしのぎを削りあう。2008年はフロントエンジンレイアウトをミッドシップに変更することが認められたこともあり、新たなマシンの登場が話題を呼びそうだ。
SUPER GTには、GT500とGT300というふたつのクラスが設定されている。
GT500クラスでは二つのチームがADVANを装着。名門・つちやエンジニアリングはレクサスSCで参戦、土屋春雄監督と息子の土屋武士選手という親子コンビネーションに、2008年は若手のホープ・石浦宏明選手が加わり優勝を目指す。
また2007年の第4戦・マレーシアで優勝を飾ったKONDO Racingは、マシンをフェアレディZからGT-Rにスイッチ。近藤真彦監督の下、J.P・デ・オリベイラ選手と荒聖治選手というウィニングコンビが今年も栄冠に向かって走る。
一方のGT300クラスでは多くのチームがADVANを装着しており、バラエティ豊かなマシンとドライバーの顔ぶれが大きな見どころとなっている。
【ADVAN TIRE INFORMATION】
SUPER GTを戦うADVAN。
ドライ路面用のスリックタイヤ、そしてウェット路面で用いる溝のついたレインタイヤともに日進月歩のタイヤ開発が行なわれている。
2007年、その集大成のひとつとして現れたのが第4戦のマレーシア、セパンサーキットにおけるKONDO
Racingの初優勝。
タイヤの摩耗にライバルが苦しむ中、マレーシアならではの暑さと過酷な路面コンディションに対しても全く性能のダウンを見せることなく決勝を戦い抜いたADVAN。
GT300クラスにおいても最終戦まで激しくチャンピオン争いを演じ、「Cars Tokai
Dream28」がチームタイトルをその手中におさめている。
2008年、新たな車種の登場でますます注目が集まるSUPER GT、ADVANレーシングタイヤが支える走りとドラマティックかつエキサイティングなレース展開からは目が離せない。